散布
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2016年6月11日(土)晴れ
我が家のウラのぶどう畑。元は段々畑なんでこんな風に見えます。
いっぱいの太陽光を浴びて美味しく成長するのだ。
アシカのほのぼの四コマ劇場は「さわやか」です。
残りの
3コマは
アシカの
ブログ
「ほのぼの
田舎暮らし」
で、お楽しみ
ください。
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2016年6月11日(土)晴れ
我が家のウラのぶどう畑。元は段々畑なんでこんな風に見えます。
いっぱいの太陽光を浴びて美味しく成長するのだ。
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2015年7月6日(月)晴れ、くもり
山のぶどう畑カンパラの袋かけをsada、sasadaファミリーに
手伝ってもらいました。
この二家族には、昨秋、ぶどうの味見をしてもらって、
「美味いよ」と気に入ってもらっていたので作業の交渉は
比較的カンタンでした。
ぶどう畑に入るのも初めてなら、
袋かけも初めてなんですが、
「そっか、これが美味しくなるのか」
って、みんなワクワクの表情でした。
ぶどう棚の下で顔を見合わせ
「異業種交流って感じだね」
「端から見ると、ぜったい働きそうもないヤツらを
連れて来たって見えるよね」
と笑いながら作業が始まりました。
こちらは sasada chichi 撮影の写真。
二家族、それぞれ幼児と遊んでやりながらの作業だったの
ですが、二人の「若い父」が一瞬、真剣な表情になった
時があって
「あのさ、こ〜んなにこの子を思っているんだけど、
結局は『母さんがいい』って言うんだよね」
「そうそう」
「やっぱ、乳首があるからだよな」
「乳首には負けるよね」
「タチウチできないよ」
「あの乳首があったら勝てるよね」
「そだね、勝てそうな気がする」
「こないだね、自分の乳首をふくませてみたんだ」
「でもダメだった」
「こーんなに、背中かがめて、胸たるませたんだけど
ダメだった」
「あの、ぷにゅとした柔らかい触感が出せないんだよね」
「ん〜」
この会話には、優位顔の二人の奥さんたちと一緒になって
大笑いしてしまった。
そんな軽口をたたいたり、中柱を手のひらで叩きアフリカン
リズムの説明をを聞きながらも、みなさんの手は休まず。
夕方にはすべての房に袋が掛かっていました。
正直、上を見上げての作業は辛くて、数時間でギブアップ
するんじゃないかと思ってました。 失礼!
乳首で思い出した話は「乳房が哺乳瓶に勝る点」
・持ち運びに便利
・ミルクは常に新鮮
・保温も楽
・煮沸しなくていい
・ネコに飲まれない
・容器が魅力的
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2014年5月19日(月)くもり、晴れ
山梨は塩山に住むぶどうの師匠さまから時々健康法や
健康食品が届きます。
今回は「植物性乳酸菌」。
過去には「腰体操」「黒ニンニク」など。
そんで、培養用に豆乳をスーパーで買ってきました。
最近は「単刀直入」って言うか、「機能優先」的な
パッケージが多く、好感が持てます。
雰囲気だけの装飾よりなんぼかええな、
見習いたいもんだ っと手に取ってチェック。
あっと、末尾の小さな文字が読めないが・・・
*一般大豆の約2倍の価格 って
2倍の量とか、品質ならわかるけど「2倍の価格」って
なんだかサツバツじゃないか? メーカーさん。
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昔、一度書いたんぢゃけど、豆乳と言えば
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
忙しいけど、新聞くらいはざっと目を通している。
んで、見てたら雑誌の広告欄からとんでもない単語が目に飛び込ん
できた。
オイオイ。巨乳とかバク乳、貧乳ってのは聞いたことがあるけどさ、
最近はすごいねぇ「まめにゅう」だって。こんな言い方するんだ。
ちょっと失礼だよねぇ。
と台所に立つアシカに呼びかける。
「えっ、なによ」と、すでにとんがったかみさんの声がして
横から新聞をのぞきこむ。
「アンタ良く見なさいよ」へぇ?
この字は普通「とおにゅう」って読むの!「豆乳」
ダイタイこれは健康雑誌の広告でしょ。
あっ、なーるほど!
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2011年11月1日(火)晴れ
先日のこと、出かけようとするとアシカに呼び止められ小さな包みを
渡された。カリグラフィーの作品展のお知らせハガキだった。
「数があるし忙しいだろから、料金別納でお願い」 ほ〜い。
山の小さな郵便局に軽トラを停めて、料金別納でお願いしますと言うと。
近藤さんじゃないや、え〜っと局長さんがハガキを手に取って
「う〜ん、これはもったいない」「切手の方がみなさん嬉しいですよ」
「料金別納だとどうも味気なくてね」「花の切手なんかどうでしょ」
ストックアルバムを広げて「えっと、コレ、あぁ三月か」
「ボタンもちょっとズレとるしなぁ」と言いながら秋の花4種を選んで
くれました。支払いを済ませ じゃ頑張って貼りま〜す と切手に手を
伸ばすと「い〜ぇ、やっときますよ」とニッコリ局長。
「ボクがやります」と新人クン。
そんなワケでお願いしてしまった。
郵便事業のモンダイやこれからの流れについては
ある程度知ってはいるけど、現場のみなさんはやさしいんだ
よね。特に田舎の小さな郵便局では。
お年寄りは銀行代わりに重宝しているし。
年に2度「トド&アシカ新聞」を発行しています。クロネコさんか飛脚
さんのメール便で送っています。住所変更だの引っ越しだので時々帰っ
て来ますが返却率が少ないのは飛脚さんの方です。
飛脚さんは郵便局と契約して最終的に配る方は局員さんなんですね。
アルバイトだと「わかんない」「住所が違う」とアキラメちゃうとこを
局員さんは地元情報を駆使して配達しているのかなと思っています。
先日はトド母への手紙が市と母の名前だけで届きました。う〜ん、すご!
そうそう、以前のことですが、山のぶどう農家を訪ねて奥さんと話をして
たら、赤いバイクの郵便屋さんが庭にイキオイよく突っ込んで来ました。
思いっきしブレーキをかけてギギッって停めると、目を伏せたまま挨拶も
ない。面倒くさそうにヘルメットを脱ぎ、近くのパイプイスにドシッと
座ると、足を放り出して「コーヒー」と一言。
耳をうたがいましたもんね。
さすがに温厚民族のトドも険しい顔で「くぉら〜、キサン何のつもりだ」
と言いかけたら、奥さんが急いでトドの袖を引いて
「あれ、兄なんです」
トドは、一瞬、言葉の意味が判らんかったとです。あはは。
タイトルの「郵便屋さんちょっと」はつかさんの初期の芝居。
とっても楽しいです。機会があったら読んでみてください。
「さんちゃんはねぇ、さんちゃんは立っていたんじゃないんだよ」
「さんちゃんは・・・たたずんでいたんだよ」「わぁー」
この個所を大好きな友人が居て、大手術を受けた後にこのセリフを
くり返し言って気を紛らわせていたら「手術は成功したんですけど
意識が混濁しているようで・・言っていることがワカラナイ・・」と
医者が頭をかかえていました。
コピーライターだった彼は「立つ」と「たたずむ」の違いにこだわっ
たセリフのやり取りが面白かったんでしょうね。
かーち君、キミのことです。
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デスクワークと懸案だったオリーブを鉢から地に下ろす作業。泥だらけ。
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2010年2月2日(火)晴れ、くもり
199X年5月、新婚旅行で五島列島に行った。・・・昔の話である。
その帰り長崎で一泊し、次の日は路面電車に乗り、オランダ坂からグラ
バー邸の方に歩いた。
グラバー邸行ってみる?と聞くとアシカは初々しくこくりと頷いた。
こっちかなと角を曲がったエントランスでびっくり!
なんと入り口の坂にエスカレータが付いていたのだ。屋外なのに。
こんくらいの坂にエスカレータとは何たる軟弱事かと文句言いながらも
乗ってみるのがトドなのである。朝早い時間なので我々の他は誰もいな
い。三段下がってついて来るアシカの方を向き、高校の修学旅行で来た
時にはみんなで「グラマー邸ならエエのになぁ」ってお決まりのバカを
言いながら歩いて登ったんだと話す。
ふと気づくと、アシカは肩越しに上を見て怪訝そうな顔をしている。
振り返るとエスカレータの
上に、こちらを向いている
かなり年配の、老人の顔が
見えた。徐々に肩が現れ、
胸、帯が見え、着物姿で
ほうきを手にしている。
庭の掃除をしていたらしい
が、一般人にしては眼光
鋭く色浅黒く、筋肉質の
締まった体つきで、キモノ
つぅか着流しってヤツで
ある。
そして、腰まで見えた時、やおらほうきを左手に持ち替え体の後ろに
隠すようにまわした。顔をこちらに向けたままわずかに上半身を折っ
た。右足を一歩前に出し、上体を前にかがめると右の手の平を上にし
て前に差し出している。
あれ? 何だっけあのポーズは? まさかね、まさか、アレかな?
振り向いてアシカにあのポーズってひょっとして「おひけぇなすって」
かなぁ? と聞く。
まさかね、どう思う? なんだってあんなコトしてるんだろ?
アシカは小首をかしげてただニコッと笑う。
再び振り向けば、さらに距離は縮まっていて、もう一度右手を前に出し、
こちらの目をのぞきこみながら手を左に流す。
なぜ流す?そんな流儀だったっけ? 考えている間もどんどん近づいて
いる。トドの頭の中はもうパニック状態である。
なぜだか知らないけどトドは長崎で、元ヤクザらしい老人に挨拶されて
いる・・らしい。狭いエスカレータで逃げ場はない。
刻々と近づくエスカレータの上で、福岡で頻発した発砲事件や小倉祭に
橋の上で出会った喧嘩相手を十数人で車ごと持ち上げ、大川に叩き込ん
だ新聞記事がチラチラと記憶から浮上してくる。
でも、ここは長崎、福岡ほどでは・・でも、江戸の仇は長崎で討たれる
んだったっけ。いや別に仇を討たれる覚えはないし、凶状持ちでもない。
ぐるぐると浮かんでくるバカな考えをねじ伏せ、ここは葛飾柴又の寅さ
んの映画を思い起こすことに集中する。
「手前ぇ生国とはっしますところ岡山でござんす」
「高梁川で産湯をつかい・・」こんな感じだったかなぁ?
いや、お互いに何度か「そちらこそ、おひけぇなすって」とか言わなきゃ
なんねぇかったような、あぁ、こんなことならもっと真面目に深作欣治の
広島抗争映画を見とくんだった。ヤクザ映画はなんで嫌いだったんだろう。
パニくるトドの気持ちをよそにエスカレータは機械的にしゅるしゅると
終点に近づく。
もう残りは後3mほどしかない。老人は何度目かの「おひけぇなすって」
をリピートし始めた。
もうこれ以上は引き伸せない。郷に入れば郷に従えなのか。
こうなったら、ままよと同じように腰を落とし、右手を前に出し、ヒッシ
の思いで老人の目を正面からとらえた。
二人の目がガシッっと噛み合った途端、老人は下に目をそらした。
ナゼだ! 意外な行動に戸惑いながら、トドもつられて目線を追うと
老人の目線は自分の右手の方を見ており、その先には・・・
その先には・・・犬のフンがあった。
善良な老人がボランティアで朝の掃除をしていたら、エスカレータの
到着部に犬のフンを発見。片付ける間もなく観光客が上がって来たので
踏まないようにと親切に指差し、コースを左に取りなされと誘導して
くれていたらしい。しゃべれよぉ〜。
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2010年1月31日(日)くもり、霧雨
プールサイド小景(5) 「くぉらぁ~」
トドは18で上京し、新宿近くの浪人生専門の下宿屋に住んだ。
三畳間が一つだけのまかない付きで、28の部屋に浪人生が28人。
引っ越した時は気にもしていなかったが、灼熱の夏になると田舎から
出てきた下宿人の誰もがそれぞれの出身地の川や海を恋しがった。
狭い部屋には扇風機すらなく、足を窓の外に出し寝っ転んで微かな風を
待つか、ウチワで顔をあおぎながら風の冷却力とそれを起こすため筋肉
が発生する熱量の差し引きをぼんやりとした頭で考えている。
焼けたアスファルトの熱気が深夜になってもおさまらないある熱帯夜、
となりの部屋のニシ君が開け放していたドアの外、通路に立って叫んだ。
「おぉい、みんなぁ、泳ぎに行こやないけ」
「こんな時間に泳げる場所なんかないんちゃうかぁ」
「いんや、ある、ワシがええトコ知っとるで、そこ行こ」
「ボク、海パンなんか持っとらんけど」
「要らんてそんなもん、タオルだけありゃええ」
「要らん言うて、そんでもな」「あぁ、風呂屋なんか」
「ちゃうて、ええから行こ、行こ」
そんなワケで6、7人の若者がサンダルをつっかけて、夜道をタラタラ
と歩き始めた。
「なぁ、ワシ海パンを・・」
「要らんて言うとるやろ、暗いからわかりゃせんわい」
「ほぇぇ、そこ暗いんかぁ?」
しばらく歩いて着いたんは某中学校だった。
校庭は暗く、手前には真っ黒い水面のプールが見える。
水面を渡って来るかすかな風はカルキの匂いがするが、いかにも涼し
そうでもある。
「さぁ、泳ごやないけ」の声に全員わらわらとフェンスに手を掛けて
苦もなく乗り越えた。
プールサイドでスルスルとGパンとTシャツを脱ぎ捨てパンツをその上に
置いた。生真面目に準備運動をするタナカ君を尻目に、皆そろりと
漆黒の水の中に足を入れる。
熱く火照った体を暗い水が涼やかに包み込む。
「あぁ、生きかえるなぁ」
最初は平泳ぎで静かに泳いでいたが、「見ちょれ、これが古式泳法じゃ」
「じゃ、ワシはドルフィンクロールを」「シンクロちょっと出来るんよ」
「水球はこげん泳ぐと」
次第に楽しくなってきて騒がしくなった。
全員田舎モンじゃから声も大きい。
「ほんじゃ、こんどはジャンプを見せちゃるでな」の声につられ、次々に
飛び込み始め闇の中に白いしぶきがいくつか上がったところで
「くぉらぁ~」「誰だぁ、ケーサツ呼ぶぞぉ」と二人の警備員の大声が
鳴り響き、二つの大型懐中電灯がプールの闇を切り裂き全裸の若者たちを
とらえた。
照らされたこっちは恥ずかしいけど、警備員の方も見たくもないようで、
裸を照らし出しては「あぁ、イカン」とばかりに光をそむける。
「あぁ、もうお前らは・・早くプールから出なさい」
「こらこらハダカのままはまずい」「服を着ろ、服を」
「出口は向こう、右の方だから」「あぁ、誰かサンダル片方忘れとるぞ」
親切だった警備員さんその後お元気でお暮らしでしょうか。
皆、とりあえず社会人となっております。・・たぶん。
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2010年1月22日(金)晴れ
プールサイド小景(4)
「勤務時間内に」
会社勤めをしていた頃、
やってみたかったコト
二つ。
●勤務時間内に映画を
1本見るコト。
●プールで一泳ぎする
こと。結局、映画を見る事はなくサラリーマンは辞めたが、プールで
泳ぐのは実行してみた。と言っても泳いだのは昼休みだったけど。
昼の時報とともに会社を抜け、プールの脱衣場に服を脱ぎながら駆け
込んだ。脱ぎ捨てた服を入れようとしたら、ずらり並んだ脱衣BOXは
いっぱいであった。
ようやく隅に空いたスペースを見つけて服を放り込む。
脱衣場のドアを閉めながら、なぜか妙な気がして振り返る。
何でもない・・・が、妙に艶っぽい気がするのは、なんだぁ?
あぁそうか。脱衣BOXの衣服が中間色つぅかパステル色なのだ。
ふん! マッタク今の若い奴らときたら何考えとるのだろ。軟弱な。
とパタンとドアを閉め、プールに急いだ。
軽く500mほど泳いで上がり、シャワーを浴び、サウナルームのドア
を開ける。先客が一人。ススキ先生が顔を上げ「おや、こんな時間に
珍しい」と声をかけてくれる。
一度、昼間に泳いでみたかったんですよと答え、しばし世間話をした。
そうそう、今日はなんかあったんですか?
「何のことでしょう?」
いや更衣室が混んでて・・・そぅいや、最近の若いのってなんであんな
パステル色の下着なんでしょうね。
ススキ先生の顔がさっと変わり、急に立ち上がった。
「どっどこで着替えました」
どこっていつもの更衣室ですけど。
「あぁ、ダメだぁ、今ウチのコ達が使ってるんです」
大丈夫、使ったのは男子更衣室ですから
「いや、ウチは女子校ですから授業の時は両方とも使うんです」
「あぁ、授業が終わるチャイムの音がする!」
「服を、服を今すぐ取ってきてください」
「私はここで防いでいますから」と通路に仁王立ちになり、背中越しに
「早く!」「急いで!」
ワタシは脱兎のごとくに飛び出し、6秒で荷物をつかんでサウナルームの
ドアを閉めたと同時に女子高生の群れがドドドと通過した。
もう少しで変態オジさんとして捕まるところだった。ふうっ。
仕事をして、プール行って、軽く夕飯食って、もう一度仕事して、居酒屋
でビールを飲んで帰っていたコロの話です。
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2010年1月15日(金)くもり、晴れ
「プールサイド小景(3)」
昔、会社のそばに女子校があって、
そこのプールの3コース分は一般に
も開放されていた。トドは30秒ほど
考えて、会員になった。
次の日から残業前にひとっ風呂ならぬ
ひと泳ぎしてから再び仕事場にもどる
生活パターンになった。
しばらくして、夕方1時間ほど姿をくらますトドを不審に思った同僚二人
に問われ、話すと一瞬にして彼らの目は♡型に変わった。
「なに、 お前は毎日、無数の女子高校生と一緒に泳いでいるのか?」
いや、夕方だから無数というわけじゃない。けど、部活の生徒や選手は
おるよ。選手は国体クラスで、ほとんど若鮎の泳ぎなんだ。
「お前ぇ、どうして、そんなイイコトを隠していた」
別に隠しちゃいないけど。
「決めた、ワシらも女子高生のエキスでいっぱいのプールに毎日浸かる
ことにするぞ」
そんなワケでおっさん三人で夕方のプールにいそいそと通うことにな
った。
そんなある日、
50mを10往復、ゆっくり泳いで帰ってくると、飛び込み台の上に座っ
ていた同僚の一人ホシ君がなにやらフクザツな顔でニコニコしていた。
プールの中に立ち、息を整えながら見あげると、待ちかねたように話し
かけてきた。
「あのな、あの女子高生たちなんか知らんけど、さっきからワシの方を
チラチラ見るんだよ」
「ほら、飛び込む前にこっちに顔を向けるだろ」
「そんで、ターンするたびにまたチラリとワシを見るんだよ」
「何でかなぁ?」
アゴに手をやり、まんざらでもなさそうに首をひねっている。
「なぁ、なぁ、何でだろ?」「うふふ」
あ〜、あのな〜、・・・いや、何でだと思う。と逆に聞く。
「うぅ、それが、わからん」
あのな、ここでこう見上げるんだろ?
「そうそう、そんな感じだ」
ターンしながら見上げるとあんたも見えるけど、そん先にホラっ。
「あー、時計か」
そうだね。みんなタイムが気になるんだよ。そこに座っているから
かなり邪魔だったんじゃないかなぁ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ここで思い出す「笑い話」は。
昔、馬に乗って旅している男がいました。
とある村の牧場を通りがかると、一人の農夫がしゃがんでなにやら
しております。ちょうどお昼時だったので。男は農夫に問いかけます。
「旅の者ですが、今はおよそ何時でしょうか」
農夫は身を起こし、かたわらに居た牛の大きな睾丸を持ち上げ、首を
かしげながら「まぁ、11時56分ってトコだな」と答えます。
男はビックリして馬から降りて言います。
「お願いです」「牛の睾丸で時間を計る、その術をぜひ教えてください」
農夫は
「あぁ、いや、この牛の睾丸をな、こう持ち上げると、ほらその先に教会
の時計が見えるだよ」
仕事をして、プール行って、軽く夕飯食って、もう一度仕事して、居酒屋
でビールを飲んで帰っていた日々の話。
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2009年5月23日(土)晴れ
早朝、起き抜けに山のぶどう畑カンパラに出かけ、屋根を設置。
10時半、「アシカのアトリエ展」の最終日なので総社に出発。
週末だけ営業のカフェギャラリー「結」さんのドアを開けると既に三人
のお客様が来ておられ、挨拶し振り返ると‥‥
入り口脇の壁面にポカリ大きな空間がある。うおぉ、しまった!
先週、自宅に初めてのお客様が来られるので1点持って帰っていたのだ。
アシカもお客様と話しながらも目は壁に釘付け状態。
往路、眠いので‥‥忌野清志郎を大音量で聞きながら作品を取りに自宅
まで35分。復路、もっと眠くて‥‥懐かしい「誰がカバやねんロック
ンロールショー」を聞き、歌いながら35分。
なんとか無事に壁面は美しく埋まりました。
誰がカバやねんロックンロールショー(誰カバ)は、1980年前後に
関西を中心に活躍したロックバンド。滋賀県大津市出身のダンシング義
隆やその兄弟が中心となって結成されたコミックバンド。
会場には小銭や大根が飛び交い、トドも何度か東京公演をタテ乗りでゲ
ラゲラと楽しみました。
1980年12月9日もワクワクで会場に足を運んだら、開演が少し遅れ、
やっと出てきたボーカルのダンシングヨシタカは聴衆に向かい、泣きな
がら「なんで、ただ音楽やっている奴が殺されなアカンのや」と数時間
前にジョン・レノンが撃たれたことを告げた。
その彼にささげます。と始めた「イマジン」だったか「イエスタデイ」
だったかはメロメロのヘタッピでありました。
夕方、ギャラリーにお客さんも居なくなったころ、某ヤブキ氏登場。
コーヒーを飲みながら高田渡、東京キッドの話で盛り上がりました。
次回はビール片手にSF話をしたいですね。
↓このクリックで世界が終わるワケじゃありまません。気楽に押してください。
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2008年10月2日(木)とっても晴れ
さて、守り神シリーズ‥‥シリーズだったんか?‥‥の最後
はコレ!
かつての同僚、今は帰国して台湾に住む陳さんが送ってくれ
ました。厄除招福のお守りです‥‥たぶん。
壁にかけるとアズ、ビリー、シマ歴代のネコたちがこのフサ
飾りに触れたくて何度もアタックしてきました。だかん、天
井に近いトコにしか飾れません。ちょっとコワゲな顔です。
ホントに福は来るんぢゃろうね?
さて、その陳さんと一緒に仕事をしていた頃の話。
「ギョウザパーティやります」来ませんか?と誘われました。
‥‥ひょっとして奥さんの手作りギョウザ? 「そですよー」
行く! 本物のギョウザ食べたい。行く行く。ゼッタイ行く。
当日、顔見知りが3人ほど集まっており、期待に皆の顔がワク
ワクしています。ビールを飲みながら待っていると、奥様の葉
さんが大皿を持って登場。まだ日本語はカタコトなので陳さん
が代わって説明する。
「ニホンのギョウザは焼きますが、台湾ではボイルするです」
「コレはごはんの代わりに食べるだから皮はちょと厚いです」
「タレに香菜・シャンツァイを入れる、もと美味しいですヨ」
「でもニホンに香菜ナイ、残念れす」「まぁ、それはイイ」
「さぁ、トニカク食べて!」「みんな、いっぱい食べて」
はーぃ、と全員がイッセイにハシを出す。
「美味ぁい」「ショウガが効いているね」「ぷりっぷりだよぅ」
「1っ個が大振りだかん結構お腹にたまるね」
あっと言う間に大皿いっぱいが無くなり、と思ったら、すぐに
葉さんが別の大皿を持って現れる。
再びハシが乱れ飛び、皆の顔が美味しさにゆるんでくる。
ねぇ、すっごく美味しいんだけど、中には何が入っているの?
と聞くと、陳さんは肩をすくめ、葉さんの顔を見る。
葉さんがゆっくりと言葉を探しながらしゃべり出す。
えと、ハクサイ、ネギ、ショウガでしょ、そぃから、えと
シイタケ、うーん、あーと、そう、「ヘビ」
なごんでいたみんなの顔が瞬時にコワばり、ハシが止った。
目線だけがゆっくりと葉さんの方を向き、ギョウザが入った
口を開けかけたところで‥‥
陳さんが首を振りながら「チガウよ、違う」「葉さん『ヘビ』
じゃなくて『エビ』だよ」
再び、時間は流れだし、ハシは舞い、口が咀嚼を始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
午前中、山のぶどう畑バルキ周辺部の草刈。
午後、‥‥‥あーっと、何したっけ??
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