雲海モーニング(2)

2020年4月5日(日)晴れ

 

朝、6時
目覚ましが鳴るより早く起きて、
雲海モーニング(2回目)に出発。
山の上の現地まで軽トラで15分です。
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前回と同じく雲海はありませんが、
サクラは満開でした。
現地在住の気象観測隊(雲海担当)の
ウラタ隊員の予測通りです。
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言い出しっぺのサトタク隊長と
ウラタ副長の手ですでに
準備は完了してました。
ありがとう。
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よく晴れているので、
県南の山頂にある天文台が陽光に
反射してキラキラと輝いています。
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 「桜の森の満開の下」に
  狂気と恐怖と美しい女と山賊がいる
  のはサカグチアンゴの作品ですが、
松原町の満開のサクラの下では
今回も燻製の美味しい香りが
ふわりと漂っています。
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厚切りベーコンとソーセージです。
サトタク隊長は青空の下で
これをやりたくて
「雲海モーニング」を始めたのだな。
たぶんそうです。

 

新鮮なレタスと燻製たちだけで
充分美味しいのですが、
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アシカが用意してくれた
ピーナツバターも参加して
さらに濃厚になります。
トドは燻製を楽しみたかったので
右端に少しだけ塗りました。
皆さんにはたっぷり塗って
もらいました。

 

日曜日なので、
今回はこの5人の朝食会です。
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背景の丘の上が本来の
「霧の海展望の丘」で、
いま居るところは駐車場です。
トド以外は本人か一世代前から
この準平原地帯に住み始めた
若者たちです。
みんな「ここが大好き」なんですが、
ここでの暮らしのメソッド(方法)や
ヒントはそれぞれ習得していて
もっとこうした方がいいよって
アドバイスやコロナ後の変化が
話題になります。

 

ちょっとさみしいサンド?
いえ、いえ、
ハッセ持参の濃厚ブルーチーズと
アシカ手製のミルクジャムの
濃厚接触競宴です。
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分厚く大きな手のひらはウラタ副長。
 トド母が何度も自分の手と合わせて
 大きさの違いを喜んでいた
 ハタラク人の手です。
 Natto22

 

テキトーに集まって、
自分の時間で「んじゃね」と
ひきあげる不定期「雲海モーニング」
今回も、とっても美味しかった。
携帯コンロで直あぶりした、
ちょっとコゲたパンと
屋外の楽しさのおかげですね。
大満足でした!
みんなありがとう。

 

急ぎ、山を降りて家まわりのぶどう畑で
「石灰硫黄合剤」を10倍で散布。
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動墳(動力噴霧機)で散布すると
楽なのですが、薬液が大量に
消費されるのと、あと片付けが
面倒なので、この小さな噴霧器を
使用しています。
発芽寸前の芽を中心にかけます。
25リットルかけたところで中断。
 強風が薬液を自家用車3台に
 かかりそうだったので。
 段取りが悪いとこうなります。
 の見本のような作業でした。
「アシカの焼いたスコーン」
渦を巻いているのは
わが家の干しぶどう。
(シャインか紫苑)
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お皿は
現在NY.で活躍している
アシカの元同僚さん。
民芸の皿(沖縄のとか)も
好きですが、
トドは工業デザイナーの手による
カチリとした製品も大好きです。

 

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雲海カフェ、やろっ!

2020年3月26日(木)晴れ、くもり

 

なんだか最近、息ぐるしい
なんか、なんだか、ぱぁ〜っと
と思ってたら
「雲海モーニングやりま〜す」と
サトタクさんからメッセージ。
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速攻で「参加」の返事。
場所はずっと前に雲海カフェやってたとこ。
会費は食パン2切れ持ってくること。
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前夜からワクワクで
滅多にかけない目覚ましをセット。
でも、ずいぶん前に起きてしまった。
食パン持ってバビュ〜ンと軽トラで
450mの山頂に上がる。
今日の参加者は6人。
ネクタイ着用は2人。
食べたらそのまま出社するらしい。
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(ヒラタさん撮影)
場所やセティングはウラタさん。
燻製の用意はサトタクさん。
コーヒーはツレノーテさん。
全員すでにニコニコ顔です。
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ガスコンロの直火でパンを焼きます。
あー焦げるなぁ。
でも、その焦げた香りがまた美味しそぅ。
レタスに土が付いとるかも。
そんなん、誰も気にせんぞ。
で、それぞれサンドイッチを作ったら
いっただきま〜す。
焦げたパンと燻製の香りと
ベーコンの脂身、プリプリのソーセージが
めちゃめちゃ美味しい!
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同じ名前の仲良しダイスケ二人。

 

言い出しっぺのさとたく。
発案ありがとうね。
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連日の晴れ日で、雲海はなかったけど
遥か遠くの山々を見ながらの
コーヒーの美味さよ。
沖縄産の、ゲイシャの、もう一つは何だったか
どの豆も美味しかったけど
景色と、早朝とみんなで飲むから
数倍美味しい。
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さとたくモリモリリッチサンド。(本人撮影)
てっぺんはハッセさんのサツマイモの
ブルーチーズ和え(超美味)。

 

次回はこのサクラが咲いた時にしようか。
いいねぇ。
またやろう。
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(ヒラタさん撮影)
ぶどうの時期にもやろうよ。
じゃ9月はぶどう畑で。
すっかり、晴れ晴れキブンで
職場に、畑に、家に、
それぞれの持ち場に向かったのでした。
あー楽しかった!

 

ぶどうの芽はまだこんなです。
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発芽して、美味しいぶどうを付けるのだ。
みんなが期待してるから、
ゆっくり、頑張ろぅな。

 

「アシカのほのぼの田舎暮らし」
 四コマまんがは「草取り」です。
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草と一緒に育てる「自然農法」は
知識として知ってはいるけど、
何世代にも続いた記憶が勝り、
気づけば手は自然に草を抜いて
います。

 

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ほとほと ちょいもぐ

 

2020年2月12日(水)晴れ、雨

 

このブログはブログランキングでは
「地域情報」ってカテゴリーに属して
います。でも、実際にはほんの身近な
情報?と言えるかどうか・・・。
なのでたまには地域の情報も。
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「吹屋/ふきや」はわが家から40分ほど
北西の町。
レンガ色の石州瓦と赤色顔料ベンガラを
多用した、レトロな赤い町並みです。
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その 吹屋で 食べ歩きイベントが
開催されます。
「ほとほと  ちょいもぐ  ウォーク」
2020年 2月22(土)、23(日)
11:00 〜 16:00
参加費/1,000円
面白いのは
現地でチケットを買うと
「ひしゃく」がもらえます???
そんで、
軒先にひしゃくを掲げたお店を
見つけたら「ほとほと」と言って
ひしゃくを差し出すと・・・
こっから先は、現地でお楽しみ。
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 こ〜んな酔っ払いは居ませんから
 ご安心を

 

参加しているお店は9軒で喫茶店、
酒屋、カレー屋、雑貨店、ホテルなど。
どうです。楽しそうでしょ。
バッタリ会えるといいですね。

 

あぁ、そうだ
「ほとほと」ってえのは、
この辺りに伝わる風習で、子供が
旧正月に「ほとほと」と言って
家々を回り、ひしゃくですくった
小豆粥や祝儀をもらってた行事
らしいです。
トドは知らざった。(古い岡山ことば)

 

これで思い出すのは
「スローフードな人生」島村菜津 2000年発行。
この中で「ブラの村祭り・・・」の項があって。
 *ブラはピエモンテの片田舎でスロー協会の
  本部があります。
駅前で8枚綴りのチケットを買うと食前酒、前菜、
フェーストディッシュ・・・デザートまであり
フルコースが楽しめます。
途中の教会や広場を眺めながら歩き、小学校や
役場にしつらえた、簡易食堂をめぐり、ブラ産の
フルコースを楽しめる!って趣向です。
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行きたい、ブラの村祭り。
しかもスローフードの。
行きたくて、行ってみたくて。
さらに、いつかはこんなイベントに
関わりたいと想い焦がれて
いたのでした。あれから20年。
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もちつき?

2020年1月4日(土)晴れ

友人アキコさんが もちつき の動画を
提供してくれました。
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トドはスリークオーターが好みです。

 

それにしても果たし合いか、
鍛冶屋にしか見えない。

 

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もちつきは楽しい

2019年12月30日(月)雨、くもり、ちょい晴れ

「実家でもちつきするんだけど、来ない?」
と友人のアキコさんからメール。
久しぶりのもちつきを楽しみに出かけました。
もう少し走れば瀬戸内海が見えるあたりです。
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「雨が降ってもダイジョブです」とアキコさん。
???
なるふぉど、巨大な屋根付きの駐車場の下でした。
総勢40人ほど、十家族以上の集団です。
自己紹介なども省略し、各自呼ばれたい名前を
ガムテープで貼り付けて、混じります。
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朝、8時からもち米を蒸らしては、次々に
もちにします。
たぶん25臼/1日 くらいでしょうか。
左の鍋には常時お湯を沸かしています。

 

庭の三カ所ではいつでもバーベキューが
食べられます。
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アルミの鍋の中はチーズが溶けていて
いつでも自由にフォンデュできます。
いいアイデアですね。

 

割包(クワパオ)までありました。
ふかふかパンズの中華風サンドイッチですね。
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角煮がめちゃめちゃ柔らかくて美味しかった〜。

 

みなさん朝からビールを飲みながら
今日は一日中ずっと もちつき です。
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お湯は杵を湿らしたり、
随時臼を洗ったり、大量に使います。
右側のお湯の入ったボールを支えてる
のは園芸店でおなじみの鉢置きです。
これもよく考え付いたなと感心!
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(アキコさん撮影)
さて、トドも食べてばかりじゃ申し訳ない。
杵を取り、しっかり練ります。
腕力よりも、上半身の体重を杵にかけて、
米を押しツブすようにひねります。
これが一番地味で難儀な作業。
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(アシカ撮影)
薪割りは斧をまっすぐ上げ、
下ろしますが、
もちつきはトド的には
スリークオーターが好みです。
臼の中のもちの状態を見ながら
最もつけていない場所を目標にし、
膝を使って腰を回転させ、
最後の瞬間に左手を引き寄せ
インパクトを強めます。
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(Benさん撮影)
こどもたちもやりたいよね。
大人のサポートを受けながら
みんなで楽しめました。
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(Benさん撮影)
つき上がったら、小さくちぎって
みんなで丸めます。
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最後は豆もちを4臼ほど。
おもちは つく前も美味しいけど、
ついている最中につまむのも
美味しい。
でも、豆もちの方が塩味がきいてて
もっと美味しい!
だから
「待ったぁ〜」
「ちょっと待った」と
つくのを止めて、おにぎりサイズを
奪い取って食べるのが好きなオジさんが
必ずいます。
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(アキコさん撮影)

豆もちは豆を壊さないように
そっとつきます。
大きな長円形に形を整え、
翌日、固くならないうちに
包丁で切り餅にします。
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ここの家ではその場で、あんこを包んで
食べてもOK。
もうお腹一杯なのに、塩味の豆もち+あんこの
誘惑に負けてパクつく人続出。
そんなに甘くないあんこで美味しかった〜。

 

満腹のはずのこどもたちに
竹串とマシュマロを与えると、
当たり前のように残り火で焼き始めます。
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アメリカ映画では見るけど
そんなもん美味しいはずがないと
思ってたけど、
やってみたら想定外の味でした。
熱っせられてシュワシュワでクリーミーな
美味しさに変化するのですね。
あ〜、美味しかった。楽しかった。
アキコさんのご実家の方々ごちそうさま。
40人のみなさん楽しかったです。感謝。

 

汗かいて風邪が治りそうです。

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農の未来は

2019年12月22日(日)くもり

ご近所友人トシマさんを乗せて、広島の
神石高原町に1時間半のドライブ。
神石高原商工会主催の
「産業振興と事業継承へのヒント」
講師は 藻谷浩介 さんです。
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突然、キビ刈りです

2019年12月3日(火)くもり、晴れ
トドとアシカにとって今年最大のイベント
「自然とつながる暮らし展2019」が終わり、
アシカは歯医者に、トドは自宅まわりの畑で
冬野菜を植える準備。
お昼過ぎに高梁駅ビルの観光案内所から電話。
「オレゴンからお越しのウィルソンさまが
 こちらに来ておられますが・・・」
・・・はい、10分で行きま〜す。
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観光案内所で再会
(3日連続で会ってるんだけどね)
滞在時間はあまり無いようなので、
駅ビルから山の上のお城を見上げて
お城ハイキングは終了。
車でうねうねぐるりと走って、
街を囲む城砦のようなお寺、武家屋敷、
商店街をスピード案内。
そんで、目的の
笑顔の鉄人ウラタくんのサトウキビ畑に
向かいます。標高440mの高原。
山を登るに従って、柔らかな紅葉に
「キレイ、キレイです」と二人とも大はしゃぎ。
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東北や北海道に比べるとやさしい紅葉なんですけど。
「オレゴンではもっとくっきりした赤ばかりです」
なるほど。
 わが家じゃ、いつも言っている
 東北や京都の紅葉もいいけど
 この辺りの紅葉も十分美しいよね
 は正しかったのだ。
そんで、頂上付近の「霧の海展望の丘」じゃ、
スゴイ、スゴイとまるでグランドキャニオンでも
出現したかのような大騒ぎ。
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(ヤスコさん撮影)
「雲海はないけど、素晴らしい絶景です」
シャッター音を聞きながら
 南の山々の向こうは瀬戸内海、晴れた日には
 四国の山々や瀬戸大橋が見えます。
と説明。

 

も少し走って、ウラタくんに会います。
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悪路の私道を軽トラの荷台に乗り込むのが
すでにワクワク感の笑顔でした。
さっそくサトウキビ畑に降りて。
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栽培の話や道具の説明を。
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鉄人はどんな時も笑顔です。
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放置されていた段々畑を借りて、畝を立て
植えつけたサトウキビが壁のように連なっています。
さて、キビ刈りです。
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斧で元を切り倒し、専用の鎌で葉をそぎ落とし、
茎を切断します。
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「やるぞ〜」と雄叫びをあげるチャック、
ウラタくんも笑顔で応じます。
カットして蜜の有無を確かめます。
「沖縄だと元の方まで蜜が入ってますが
ここでは気候のせいか2~3節くらいなんです」
とウラタくん。

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二股になった鎌で、一気に葉を削ぎ落とします。

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不要な穂先はカットします。

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これこれ、このフルーティな甘さだ。

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チャックとヤスコさん。
ジツはこの時まで名前を知らなかった。
相変わらず、ウカツなトドです。(覚えていなかった)

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チャックの右手は小刀ではなくて、
食べやすいようにウラタくんが剥いてくれた
サトウキビです。

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で、そのサトウキビは大切に保管され
翌日、名古屋の息子さんに手渡されました。
二人とも、すごく楽しそうでしょ。

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帰る途中に山の畑カンパラの近くの
お城が見える展望台で一旦停車。
 固定双眼鏡があるから30秒でお城見てきて
「ウァオ、すごくキレイに見えます」
 じゃ次回、登りましょう。

 

山を降りて、わが家のぶどう畑。
誰か来たらと残していた
シャインマスカットの最後の1房を
チャックにカットしてもらいました。

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八雲(特急電車)まであと12分。
干しぶどうとジャムをお土産に
高梁駅まで走って、
 挨拶はいらない、キップ持って走って、走って、
 また会おうね〜と手を振ります。
1分の余裕が有りました。

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ごきげんでVサインです。
翌日、ぶどうと、サトウキビが無事に息子さんの手に渡りました。
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(ヤスコさん撮影)
名古屋までの間に少しぶどうが小さくなったかな?
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まぁ、そのなんだ、
日頃目にしているなんでもない風景が
見方によっては
「やさしい色合いのステキな景観」だったり、
単なる労働も
「めったに出来ないキビ刈り体験」だったり
するワケだ。
これワシらの資源、お宝だな。これからの観光の。

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自然とつながる・・・最終日

2019年12月2日(月)雨、くもり
「自然とつながる暮らし展 2019」
期間:11/29、11/30、12/1、12/2
場所:倉敷・ギャラリー十露
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さて、最終日です。
当初、会期は 木、金、土、日の4日間と
していたのですが、メンバーの予定が変わって、
やむなく短縮日程に、と思っていたら。
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あのな、
「主婦は 土、日 は家族の予定があって出られんから、
 月曜日は意外に、えぇんよ」の声があり。
なるほど・・・そんなモンかと
最終的に「金、土、日、月」にしました。
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はい、月曜日の倉敷は・・・とっても静かでした。
主婦だって月曜日はのんびり・・・
いや、いや、何かでお忙しいのでしょう。
きっと。

 

有隣荘(大原家旧別邸)の瓦は相変わらず
美しく輝いています。
なんで、こんな色が出せるかな。
といつも感嘆。
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夜の雨も朝には上がって、散歩する人が
ちらほら。

 

おっと、集団で闊歩する若者たちが居ました。
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さすがに浴衣じゃ寒いだろ、と思うのですが、
きっとこの娘たちは
日本の、倉敷の街でキモノ着て歩くのが
夢だったんだ。きっと。
寒くても頑張れ。
コート羽織ってもいいからガンバレ!
おひょ、素足じゃん。
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お客さんの出足が・・・もう一つなんで
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カリグラフィーのワンポイントレッスンなど。
「筆圧で、ペン先の開き方が変わるでしょ」
「この強弱で文字の太さも変わるの」
「おぉっ、美しぃ」とみんなのどよめき。
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猫のアクセサリーは、小さくても ↑ 造形力と
モノクロームの迫力で、道行くみなさんの
足を止め、ウインドウからギャラリーの中へと
誘いました。
アクセサリーだけじゃなくカードも、
猫や犬をモチーフにすると好感が持たれます。

 

きのうはこんなにヒトも犬も居たのに。
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散発的にお客さんが来る時間があっても、
長続きはせず・・・
と思っていたら

 

昨日のオレゴンから来日したご夫婦がトツゼン現れて
「サトウキビの人、居ないの?」
「ジンジャーラテ飲みたいデス」
「朝食のパンも無いし、どして?」
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どちらも1日だけのスペシャルゲストだったのですよ。
このイベントも今日で最後です。
と説明。
がっかりした様子に、
明日、時間がありますか?
よかったら高梁のサトウキビ畑に案内しますけど。
「行きたいです。午後ね」
は〜い、お待ちしてま〜す。
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(写真は前日撮ったもの)
その後、終了ギリギリになって駆け込みの
お客様であたふた対応。
まぁ、最後が盛り上がって良かったです。

結局、暗くなっての撤収でした。

簡単な夕食、風呂、ビール、爆睡・・・。

 

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自然とつながる・・・3日目

2019年12月1日(日)晴れ、くもり
「自然とつながる暮らし展 2019」
期間:11/29、11/30、12/1、12/2
場所:倉敷・ギャラリー十露
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本日のゲスト出店者は笑顔の鉄人「旅農人/ウラタさん」
ご覧のような笑顔の破壊力で・・・
いや、サトウキビの甘さと、
「ジンジャー ラテ」の美味しさで、
街行く人々を魅了します。
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「懐かし〜、サトウキビだよね、これ」
どうぞ、どうぞと勧められるまま
カットしたサトウキビを口に運ぶと
必ず「美味し〜」の声が街に響きます。
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「別に、甘くないけど」と少年。
「あのな奥歯でしっかり噛んでみ」は父。
「あっ、わかった」
「フルーツのような甘さだ」
「すっげ〜」
このサトウキビは高梁でボクが作っています。
「えっ、岡山でもできるの?」
はい、この絞ったのを煮詰めて黒蜜にします。
それを使った「ジンジャー ラテ」はいかがですか?
「こんなに美味しいのなら、飲まなきゃ」
はい、それに暖ったまりますからね。

 

美味しい「黒蜜のあめ湯」もいかがすかぁ〜。
「ソレ、ナニデスカ?」
サトウキビ・・・う〜んと
シュガーケェィンです。
「Oh Sugar Cane ね」
「食べたいです」
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美味しいモノが取り持つ縁と笑顔で
トモダチになりました。
どこから?
「オレゴンです」
「キョート、クラシキ、オーサカ、ナゴヤ行きます」
「アナタタチここ住んでますか?」
いえ、もう少し北の高梁に住んでます。
「ソコ住むのイイトコですか?」
ここより少し寒いけど、オレゴンより暖かいです。たぶん。
山の上なので家は「雲海」の上です。
「ウンカイ?」
「Sea of Clouds よ」と奥さま(日本人)のサポート。
「行ってみたい」
ぜひ来てください。
「ナカではナ二ヤッテマスカ?」
アート、フード、クラフト、イロイロデス

 

真っ先に
ききつちさんのパンを手に取りました。
(持って帰るの忘れて、少し残ってました)
太秋柿も手にして
「アシタの朝食にします」とゴキゲンでした。
この後はアクセサリー作家のユカリちゃんの
笑顔と握手の怒涛の案内でした。

 

ランチは野菜カレー。

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混んでいて、待たされました〜。
さすが日曜日です。

 

あっと言う間に売れてしまったワイヤーアートは
作家さんが新作を補充してくださいました。
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前作のカピパラが可愛かったんですけど、
クジラに変わりました。

 

去年、刊行したアシカの四コマ漫画も
在庫がなくなったので3刷目を増刷しました。
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ネットや本で読まれた方に話しかけられて、
母との暮らしをポツリポツリと話します。
 できないことが少しずつ増えて・・・
 でも反比例するように笑顔が輝いて
と話すと、お客様の声が止まり、
大粒の涙がポロポロ。
きっと、思い当たることがいくつもあるのでしょう。

 

さて、今日一番の意外なお客さま。
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何てステキなたたずまい。
びっくりしてみんなを集めてしまいました。
仕事、バイク、ビール仲間の奥さまです。
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奥さまもバイクやスポーツカー、山歩き、キャンプの
似合う活発な方の印象だったのですが、
今日は和服姿でびっくり。
改めて「和服もいいもんですね」。
この後岡山のシンフフォニーホールで恒例の
第九を聴きに行かれる予定でした。
そんな時間を持てるようにならねば。

 

夕方、訪れた新潟の青年と鬼談義中の
怪しい探検隊B氏。
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赤鬼、青鬼の違い。
ツノが1本と2本の差は。
鬼とは何を意味するのか。
ギャラリーを閉めるまで楽しそうに二人で
語らっていました。

 

この街で夕食をとりたい希望者がいて
簡単で廉価な懐石料理。
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岡山ではママカリやサワラを珍重するのですが、
美味しくたべさせるのは、なかなか難しい。
でも、このお店は完璧に美味しい。
さすが店名に「ママカリ」を付けるだけはあります。
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欲を言えばメインディッシュが無かった気がすること。
こっちが満腹オーダーにすれば良かっただけですけど、
でも不思議に腹持ちが良かったです。
美味しいので良し!

 

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自然とつながる・・・2日目

2019年11月30日(土)晴れ
「自然とつながる暮らし展 2019」
期間:11/29、11/30、12/1、12/2
場所:倉敷・ギャラリー十露
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本日のゲスト出店者は「天然酵母」と「石窯」で
人気の「ききつち」さんです。
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10時の開店前に熱心なファン2人と話してて、
すごいね、お友達ですか?
「いえ、初めての方です」
う〜ん、想像以上に人気が拡大している。
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以前のイベントでパンだけ送ってもらったことが
ありますが、今回は店主(奥さま)にも
来ていただきました。
なので、たっぷり話すことができて、
食関係の友人に紹介することも出来たし、
大満足。
もちろん、今日のランチは「ききつちパン」です。

 

観光のお客さんも多数なのですが、
街に灯りがともり始めるころには、
ご近所の主婦の立ち話や
お買い物の日常の風景が見られます。
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街には、自転車が便利ですね。

 

大原美術館もライトアップ。
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川をへだてた岸からカメラを構える
大勢の人影が見えます。

 

ギャラリーを閉めて、
まばゆいばかりの新しい商店街をぶらついて、
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帆布のバッグや手ぬぐい、帽子の店を
冷やかしながら本町通りを歩きます。
トドが大好きな古本屋さんの「蟲文庫」さん。
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夕日が落ちつつあるマジックアワーにそぞろ歩く、
今日は街飲みイベント「軒下バル」なのでした。
 年に数回だけある第5土曜日にだけ開催される
 マボロシのようなイベントです。

 

参加したいお店や個人が酒や肴を用意して、
お客さんと一緒に食べ、飲みます。
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以前、来た時には道に七輪だけ持ち出して
メザシだけ焼いている店がありました。
今日はこのイベントの発起人の一人でもある
N氏のお友達の店のビーフシチューに惹かれて
提灯屋さんに吸い込まれます。
 元提灯屋さんの風情を残しつつ、
 今は住居として使われています。
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立ち飲みカウンターで飲んでいた
旧知の呉服屋さんに挨拶し、
アシカと怪しい探検隊Aと三人でテーブル席。
ワイン(もしくは水)とおつまみ3品を
自分で運んで、場にスルリと溶け込みます。

 

迷惑でなければ長居もOKなのですが、
まわりを見ながら、混んできたら席を譲り
他の店に移るのが楽しい流儀です。
「ボクはこの軒下バルが大好きなんです」と
嬉しそうな外人さんは車椅子の友人と
飲んでいました。
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美味しいビーフシチューを堪能して、
いい気分で駐車場に向かいます。
職場の同僚と闇に消えた、怪しい探検隊Bは
どこで飲んでるんだろね〜。
「どっか、暖かい店に入ってるんじゃない」
こんな空き地で飲んでる人もいるけど!
と話しながら通り過ぎました。
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ストーブがあるようだけどよくまぁ
こんなところで寒くないなぁとパチリ。
後で写真見たら、その怪しい探検隊Bと
同僚でした。
「風に吹かれて、めちゃくちゃ寒ぶかった」そうです。
「軒下バル」楽しいです。
 次はいつでしょうか?

 

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