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2009年10月23日(金)晴れ
「自然の野菜は腐らない」
河名秀郎 朝日出版社
昔と比べて野菜の味が変わってきていると
感じることはあっても、例えば、50年前より
ほうれん草のビタミンCは20%、ニンジンの
ビタミンCやBは40%、キャベツのビタミンB2
では10%になっていると具体的に数字で
示されるとその差にビックリしてしまいます。
さらに、化学肥料、有機肥料を問わず肥料
そのものが病気や虫を呼び寄せるという解釈
には絶句してしまいます。
筆者が提案するのは無肥料、無農薬の
「自然栽培」。
しかし、畑と植物をその状態までもっていくには5、6年、場合によって
はもっとかかりそうです。あの「奇跡のリンゴ」の木村さんでさえ8年間
かかっています。
我が師のぶどう畑はほぼ無肥料で農薬の使用は3回程度。
先日、お会いした時の質問。今年のような天候でマグネシウムの流亡や
根傷みでトラ葉など葉のトラブルはありませんでしたか?
その対処方法としては苦土石灰を施肥するのでしょうか?
「ウチのぶどうたちは初めからごく低レベルの環境で慣らしているから、
今年のような天候でもあまりトラブルはありません」とキッパリ。
初めから「低レベルの環境に慣す」ってトコは自然栽培に共通すると言
えます。ウチのぶどう畑はカキ殻と完全醗酵米ヌカ、低農薬(50%濃度
で3、4回)+自然農薬です。地域のぶどう農家に比べ過保護にはしてい
ないつもりでしたが、まだまだ対処療法的な部分があるようです。
タイトルの「自然の野菜は腐らない」は慣行農法や有機農法で作られた
モノは腐敗するのに比べ、自然栽培で作られた野菜は放置しておいても
腐らず枯れ、良いにおいで醗酵するところからきているようです。
金沢からの帰りのサンダーバード、新幹線の中で読了。
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