暗闇を舞台に
2021年3月4日(木)くもり、晴れ、雨
屋根裏の工事は
天井を松材の平板で張っていきます。
18年前、階下の居間の工事のおりに、
上はいずれ書庫にしたいから
できるだけ頑丈にしておいて欲しいと
大工さんにお願いしていたのですが、
防音については忘れていたようです。
工事の騒音はストレートに階下を
攻撃します。
まぁ、住むわけではないのだからと
防音のリクエストはあきらめました。
となりの仕事部屋は下で父母が
休んでいましたので、丈夫さと
防音は木造家屋にしては
十二分にできています。
さて、部屋の奥に小さな扉を
用意してもらいました。
「どこでもドア?」
「どこ行きたい?」
そりゃもう、お腹も空いているし
イタリアに飯を喰いに行きたい!
とドア一つで話は盛り上がります。
これは
電気配線のトラブルがあった時のための
開口部です。
仕事部屋に続くドアはこんな感じ。
この狭い部屋を玄関の上の屋根裏から
見ればこんな空間でした。↓
小劇場の舞台のようでしょ。
玄関をカフェに改装する前に
撮った写真です。(2019年8月)
設計事務所に研修に来ていた
学生が一灯の照明に照らされ
女優のように見えました。
入り組んだ梁は枡席にも見えます。
トドが通い詰めたつかさんや遊眠舎、
いや東京キッドや唐十郎の役者に
似合いそうなテイストでしょうか。
成り切った感のある
このショットは公演のチラシに
使えそうです。
と、しばし幕間の暗闇異次元に
意識が飛びます。
アシカカフェ は
金曜、土曜が営業日です。
11:00〜16:30
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