リストランテ・シエロ(そら)
2020年10月14日(水)晴れ、くもり
プレ古希祝いのランチは「シエロ」さん。
はるか70kmの彼方だけれど、
ほかのどの店に行くよりもうれしい。
まずはビールを頂きます。
もう少し東の町「智頭」で作られた
タルマーリさんのビールです。
「サワーエール」
夏のいちじく酵母で作った
ビールも秀逸だったけれど
これもまた美味しい。
今、日本で一番おいしいビールだと
確信している。
「サラダ」
どうですこの野菜の瑞々しさ。
食材の火の入れ方が絶妙、
外の少〜し焦げっぽさがうれしい。
華やかなキッシュにもワクワク。
テリーヌは安定のおいしさ。
パスタ
濃厚な味にうっとり茫然至福。
アシカは手打ちパスタ。
少しもらったけど、
そっちも美味しい!
2杯目のビールは軽めの
「セッション」これも旨いが
エールの方が料理には合う。
ビールの順番が逆でした。
手作りパンでパスタソースまで
残さずいただきます。
ここで、新生姜シロップの
味見をさせていただきました。
発酵にわが家の「小公子/ヤマブドウ」を
使ってくださってます。
先日お送りしたベリーAの箱の
隙間に、半分自然乾燥してた
小公子をセミドライで食べて
いただこうと忍ばせたのでした。
お役に立てて良かった。
*小公子は通常ワインの原料にしますが
ウチはジャムやジュースにしています。
ベリーAよりもさらに濃厚で美味しいです。
メインは
ご当地産の豚。
しっかりと一番おいしい状態に
焼き上がってます。
少し硬め(好み)の肉をしっかり噛んで
いっただきま〜す。
デザート4種、
どれをとっても美味しい風味。
あぁ、満足っと思ったら
追加の一品が登場。
ベリーAがここに使われていました。
このお店では「生産者」の話を
よく聞くのですが、
地元で獲れた鮎とか野菜とか・・・
ここでわが家のぶどうと対面するなんて
予想もしなかった。
あなうれし。
来年も頑張ろ。もっと頑張ろう。
シエロさんの窓の風景を見るたび
行ったこともないスペインの
風吹きすさぶ荒野を連想します。
帰りにバイクショップ
「パドック」さんに寄りました。
中庭を中心に展示エリア、ファクトリー、
事務所、倉庫がぐるりを囲んでいます。
以前の店舗から引っ越して10年。
小さな苗木だった植え込みが成長し
雑木林の風情。
伊賀の友人(陶芸家)に送った
コリンキーがご縁で始まった
お付き合いも10年です。
新車発表会、バイクの講演会、
コンサートたくさんのイベントに
参加させてもらいました。
その様子をこの木々たちも
見守ってくれていたかと
思えば感無量。
バイク業界の逆風の中、
新社長、スタッフ全員の力で
快調に走り続けているようです。
30代のころ米国でバイク集団に出会った。
ヘルメットを取ると全員がジジイとババァだった。
そうか、あの歳まで乗ってていいんだ。
ワシは「60歳まで乗り続けよう」と決めた。
(そのころ60はジジイだと思っていた)
それから幾星霜・・・
バイクに乗らないまま60はとっくに過ぎ去った。
今からでも乗ろう。
山を越え、川の流れに沿い、走ってみよう。
まず、バイクを目覚めさせねば。
高速のサービスエリアで
見上げる県北の空。
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