こんなところでポルチーニ
2020年7月18日(土)晴れ、くもり
早朝、山のぶどう畑バルキに上がり
肩掛けの草払い機で草刈り。
明日がこの地域の人たちの
「草刈り日」なので、畑の
周辺部だけは刈っておかねば
ならない。
ここ数日金属刃で刈っておいた
続きを刈り、プラスチックコードに
替えて草の根元まで刈り飛ばす。
わかりにくいけど、溝の左右の草を
写真上は刈り飛ばし済み。
下部はこれから。
溝に落ちた草をかき上げて終了です。
このところ肘と腰にダメージを
抱えているので、ぐったりと疲れて
運転してたら「崖っぷちカフェ」に
数人の人影があり、
吸い込まれるように寄る。
営業日だっけと店主に問えば
「いえ、今日はみんなで
ポルチニ採って、食べる会を」
目が覚めた。
ポルチニってきのこの?
「そうです」
採れるの?日本で?どこで?
「行くとこ行けば採れますよ」と
奥で寝そべっていた、
統合作戦本部議長氏の声が響く。
ポルチニ茸
イタリア人にとっての松茸のような
存在のポルチニが採れると聞いて
あまりのショックで写真を撮るの
忘れた。
なので以下の写真は議長氏の
ブログから借りました。
こっちは「アカヤマドリ」。
ポルチニに近い品種のようです。
どちらも香り高いキノコです。
と話を聞いてると
「残りもんだけど食べる」と
勧められたポルチノパスタを
ウラタくんが勧めてくれた。
たちまちニンニクとポルチ二の
香りに満たされる。
むかし、土産に買った乾燥ポルチ二は
こんなに香らなかった。
観光客用の粗悪もんだったのかな。
ところで猟師から漁師になったらしいけど
と議長に話しかける。
「あぁ、さんざんイノシシを食い尽くしたので
今度は魚を食べようと思って」
どこで、なに?
「琵琶湖近辺の川で鮎とハス」
獲れんの、あのあたりで?
それはもう驚くほど。
で、見せてくれた写真がこれ。
おお大漁じゃない。
40cmオーバーありそなのがハス。
比べて鮎は小ぃせえなぁ。
「いや、あのあたりの鮎は小さいんです」
そうなのか、そう言えばプロの鮎師と
何度か話したけど近畿の鮎は聞いたことが
無かったなぁ。
(トドは前職は魚関係でした)
*ハスはもちろん小さな鮎もその場で
野ジメします。手を抜かないところが
食べるに真摯な彼らしい。
あっ、思い出したあの愛車、ワゴンRの
改装写真、あのめちゃデカイクーラーは
このためか。
てっきりマグロでも仕込みに行くのか
思ったよ。
春っ頃まではイノシシで満載だった
車内を改装して仮眠用の寝袋と
巨大クーラーを装備したのだ。
*おかげで山にイノシシの害が
減ったらしい。
*議長氏が猟師や猟師やってるのは
週末の趣味で、ウイークデイは
極めて真面目で超有能な会社員です。
最後に小さな「ポルチ二」と
「ヤマアカドリ」を1本づつ
懇願、横取りしてアシカへのお土産とした。
いつかぶどうで返すからね〜。
「ポルチニ採って食べる会」に参加してた
吉田さんと可愛い女性にも感謝です。
日本でポルチニが食べられる(満腹)
なんて予想もしなかった。ありがとう。
さて家に帰ったら
みわ&たく+ちゃぼっ子チームが
寄ってくれました。
いくつか要件を済ませて
本日最大だけど極小の「ポルチ二」を
まっぷたつしておすそ分け。
今日は少しだけど来季は山盛りの
ポルチーノを夢見て香りを堪能します。
そんで、数時間後送ってくれた画像がこれ。
う〜ん、美味しそうです。
わが家のはこんな感じに
なりました。
どっちも料理上手なので
超美味しかったはずです。
いい一日でした。
« 田んぼにはサギが | Main | 晴れた日は草刈り »
Comments