川口式自然農
2020年1月25日(土)くもり
40分ほど西の「RE:BIRTH」さんで
「川口 由一さんの映画」の上映会が
あったので、友人のトシマさんを
誘って行きました。
名前やエピソードは年長の友人たちから
聞いてましたが、こちらがぶどう栽培に
特化している事もあって、少し遠い
存在でした。
今回は勉強できるチャンスと参加。
「川口式自然農」とは
・耕さない。
・肥料、農薬を使わない。
・草や虫を敵としない。
農法です。
今、たくさんの方が実践している
自然農法のルーツですね。
わが家のぶどう栽培と同じところも
あります。
ウチはわずかだけど、農薬の助けも
借りています。
農具はカマ、クワ程度らしいけど
乗用草刈り機や散布機は使います。
本拠地、奈良県桜井市の「赤目塾」風景。
毎年、たくさんの方が学びに訪れます。
現在、川口さんは塾長を退かれ、
後進の方が指導されています。
川口式自然農は放ったらかし栽培では
ありません。
稲の場合種は直播きではなく、苗を
育てて植えます。
生育の様子を見ながら、草の勢いが
強ければ負けないようにと草を手刈り
して援助します。
刈った草はそのまま置いて、
有機マルチです。
稲は水の中で育つのではなく、
長い年月、不耕起で堆積した
稲や草の浮島のようなところに
植えつけられます。
さて、「RE:BIRTH」さんの紹介も
会った瞬間
「ゲンナイさんタマ美ですよね、
ワタシ ムサ美です。
そんで息子は今タマ美に行ってま〜す」
もうこれだけで一緒にビール飲みたいぞ、
学生仲間の気分になっちゃいました。
*多摩美術大学、武蔵野美術大学は
元々同じ学校だった事もあるけど、
お互いにライバル校ってより兄弟校の
ような親しみを持っています。
友人もいっぱいいるしね。
こんなステキな古民家に住んでます。
立派な屋根ですね〜。
「屋根はたぶん20年くらい前に
葺き替えてるみたい」
「でも柱やカベは100年ほど経ってて、
そろそろアヤシイです」
と奥さま。
・・・明快ですね
「建築も勉強してましたし、
今も生業の手段なので」
離れの二階の窓から見下ろす風景。
家屋(母屋と離れ)を入手したら
田んぼとぶどう畑と山までついて
きたらしい。
同居の家族は犬2匹とヤギ1匹。
映画を見に来た友人と奥さまと
若ヤギのチョロさん。
奥さまはパートナーを
「無口でコツコツ」と紹介されたけど、
こだわらない笑顔の好人物と見た。
南アルプスの「大鹿村」から
搬送されて来た犬のなつき方が可愛いです。
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