できることがあったはず
2019年9月26日(木)晴れ
早朝、山のぶどう畑2カ所で収穫。
本日も雲海はたっぷり。
雲海の少し薄いとこに目を凝らすと
家並みが透けて見えます。
でも、これは少〜し下に降りた、山に暮らす農家。
350m下のトドの住んでいるエリアは全く見えません。
最も遠い畑バルキにはまだたくさんのぶどうが
あるのですが、どれもパキッとは色づいていません、
春先の寒さ、夏の干ばつと日照不足で
天候とぶどうの成長サイクルが合わなかった。
わが家の栽培スタイルは低農薬、無肥料で
後は生育を見守るだけ、基本ぶどうまかせです。
でも、こんなイレギュラーな年こそ
もっと「できることがあったはず」と反省しています。
熟れきらなかった房は樹の負担を減らすため
土に返し、冬を迎える準備にかかります。
早いうちに、師匠の元を訪ね、ワインを飲みながら
対処方法の相談をしましょう。
とは言え、もう一つの山の畑カンパラでは
シャインマスカットを中心にまだ収穫中です。
高梁駅ビルの2F、観光案内所の
ご当地物産の紹介コーナーにも
つぶつぶ ぶどうのパックを出荷しています。
シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツ、
安芸クイーン、ピオーネの詰め合わせ。
天気がいい日の方が売れます。
午後おそく、ベリーAを収穫してとなりの美星町の
創作菓子「織里音/オリオン」さんに運びました。
時間をかけ、ていねいな仕事でジャムになります。
美星町は岡山県南西部の標高300mの準高原にあります。
大きな天文台もあるのですが、アマチュアの小さな天文台も
そこここの野っ原に在って楽しそうです。
全国で初めて「光害防止条例」を施行した町です。
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