新しい発想の古民家
2019年9月19日(木)晴れ、くもり
建築をやっている友人と会ったら
「ちょっと前の仕事ですけど・・・」と
話し始めた某お屋敷をリファインする発想が
斬新すぎて、画像が想像できない。
「お願い、そこ見せてくれ」と、頼み込んで
案内してもらいました。
エントランスから見る庭と屋敷。
手を入れすぎない、自然に見える庭は
ジツはしっかり計算されていて、
富良野の「風のガーデン」を思い出します。
ここもいい風が吹き抜けそうです。
振り返る、長屋門のたたずまい。
現在は製作や梱包などの作業所になっていて
窓から働く人の姿が見えます。
大きな母屋を改造して、会社心臓部の事務所に。
こちらは応接室や会議室にもなりそうです。
畳の上に段通を敷けば、通常のイスも大丈夫。
見たかったのはココ。
家まわり、隣棟との間を縁の高さに
ウッドデッキでつなぐ。
この発想は聞いても想像できなかった。
ヒトの動線がよりスムーズになり、活性化する。
生活スタイルが変わる。
なんて素晴らしい、古民家再生の新しい提案。
青空の下でミーティング、バーベキュー、ビアガーデン。
時には能やお神楽の舞台、コンサートにも。
一人静かに読書や思索。
もちろん昼寝も。
戸を開け放ち、四季の中で暮らし、仕事する。
天井高く、何にでも使えるスペースです。
賓客用の玄関には
こんなんが、無造作にごろりと転がってました。
オーナーさんにはご挨拶できなかったけれど
ええもん見せてもらいました。
ありがとうございました。
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