スパでオーベルジュ
水平線が湾曲してて、
久々に「地球は丸い」を実感します。
前日入りのアシカ両親とはホテルで待ち合わせ。
全室、どどん〜と太平洋が付いてます。
勝手にコーヒー、紅茶飲んでくつろげます。
どん深の海は海岸も黒くて大きな岩だらけ、
なので、白い砂浜は窓辺の小皿の中に。
スパ(spa)は通常 温泉 を意味しますが、
こちらは海洋深層水のプールなんですね。
「その、取水場を見たい」とアシカパパのリクエストで
「アクアファーム」に行ってみました。
取水そのものは見られませんが、機材や仕組みは
展示してあって、詳しく楽しく案内してくれます。
深層水の取水時に「水」と一緒に減圧されながら
300m下から上がってきた魚たち。
真っすぐ、友好的な目の魚たちを初めて見ました。
どの魚たちとも「トモダチ」になれそうなほど
目が合います。
トドは前職がハンティング側(釣り道具のデザイン)だったので
ちょっとカンドーもんでした。
こっちは最近人気の「オオグソクムシ」。
最近は「ぬいぐるみ」やら、お土産の「巨大まんじゅう」を
作っている水族館もあるようで・・・
なんと悪趣味なと思っていたら、
思いのほか、カワイイ色でした。
むかし、近所のこども達が友好の証(あかし)に、
郵便受けにゾウリムシを毎日届けてくれたことがあって
以来、この形状には拒絶反応なんです。
さて、高知に行くとなれば
「にがりを土産に買いたい」と思っていて、
簡単に探せたので、一人で行ってきました。
社長さんご自身で農業用の使用方法を
アドバイスしていただきました。
以前から高知県産の「塩田にがり」を葉面散布に
1000倍で使ってはいたのですが、
「深層水のにがり」ぶどうにも良さそうです。
社屋のデザインが素晴らしいので写真を撮らせて
いただきました。
「これね、洋材なんですよ」
はぁ? 木・・・ですか、これ?
「はい、木です」
「海っ端じゃ、傷みが早くて、
昔っから洋材を使う文化があるんですよ、この辺りでは」
「縁あって、台湾の建築家に依頼しました」
とポコポコと叩きながら説明してくれました。
「にがり」20リットル、細身の女性社員が軽々と
車まで運んでくれました。
夕食は、少し走った釜飯屋さん。
もちろん高知ですから「タタキ」もいただきます。
カツオはあまり好きな魚ではないのですが、
高知の方が料理するタタキは実に美味しい。
岡山もこのくらいサワラに対する愛情が
あればと思ってしまう、くらい美味しい。
クジラの「サエズリ(タン)」です。
シーシェパードさんに怒られそうです。
食材はサカナで十分ですものね。
アジもまた美味しかった。
キンメはちょっとニクニクしいかな。
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