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母は時空を超えて

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2018年8月13日(月)くもり、雨

出先でちょっと時間があれば本屋さんに行くし、
行けば・・・ダイタイ放し飼いにされる。
本の山の間を果てしなく彷徨うのだ。
時々、アシカに出会うと、
「今、この本が売れてるらしいよ」
などと教えてくれる。

「ペコロスの母に会いに行く」 岡野雄一
初版は2012年7月7日
この本もそうしてアシカに紹介された一冊。
自費出版で・・・ベストセラーなんてすごいな。
ページをめくると、面白そうだけど、ちょうどトド母も
できないコトが少しづつ増えていったころだったので、
カイゴの話なんてわが家だけでイッパイイッパイで、
とても読む気にはならなかった。

0801pecoros

映画とミステリさえあればご機嫌のイノウエさんも、
ほぼわが家と同じような状況だったようで、
「面白いんだけど、今は読む気になれないよねぇ」
とつぶやいた。
それから数年たって、イノウエさんはページを
開いたらしい。

トドはこの春だったか、倉敷の古本屋(蟲文庫)さんで
見かけ、「そろそろ読んだらってことか」とやっと購入。

それにしても、小柄な母さんが息子のハゲ頭をなでている
表紙って、ファーストインプレッションがどうにもね。
 手には取ったけど、買うの止めたウスイおじさんは
 1000万人は下らないんじゃないかな。

手書きのセリフは老眼には読みにくいが、
短めの長崎弁はとてもうれしい。

ペコロスの母の子供時代の同級生や身内が
一同に会せば、傍目にはタダの老婆の群れなんだけど、
瞬時にして「輝くばかりの少女たち」にもどる。
しかし、自分たちの持ち時間がそれほど長くないのは
みんなよく理解しているから
「また会おうね」
「次に会う時まで元気して生きとかんばよ」と
言葉にしながらも、それぞれが内心
「会うのはこれが最後だ」とわかっている。

ペコロス母も少しづつ認知症が顕在する。
日常的に亡くなった つれあい に会い会話する。
酒乱だった夫が
「あん時は申し訳なかった」と謝ってくれる。
毎年、花見にも誘ってくれる。
幼友達が臨終を向かえたベッドから、別れに来てくれる。

もう時空を超えて、縦横無尽・・・
光瀬龍センセやジャック・フィニイの4万語よりも
4コマ漫画の方がストレートに共感できて楽し、
こら、もう、認知症になるんが待ち遠しいほど
スペキュレイティブじゃ。

ではあるけど
・・・認知症にはダイズがいいそうです。
   みんないっぱいダイズ食べようね。

*写真の↑シッポはシマちゃんのです。
 シマ写真コレクタのサトーさんどーぞ
 コレクションに加えてください。


アシカの四コマ劇場。タイトルは「お盆」。
0811 残りの
3コマは
アシカの
ブログ
ほのぼの
 田舎暮らし

で、お楽しみ
ください。

みんな
ご先祖様は
帰ってきたかな?
ジッちゃん、バッちゃんはのんびりできたかな?


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