アイデアが噴出
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2017年1月30日(月)くもり
朝、高梁の町を右に見て高梁川を遡上します。
70km北東に走って、
津山のバイクショップ「パドック」さんで打ち合わせ。
写真はトライク(三輪バイク)のカンナム。
カナダのボンバルディア社製です。
こちらは走る宝石の異名がまぶしいイタリアのNVアグスタ。
どちらを向いても売るほどバイクがあるシアワセ感。
いやいや、バイク業界は全盛時の1/10の売り上げになって
かなりキビシイのですが、この店は健闘しています。
スタッフの奮迅の努力とそれを支えるファンの力ですね。
おや、アグスタのハンドルにプロテクターが?
と思ったらフラッシャーとミラー(右端)でした。
ミラーは走行時には広げるんですね。
イタリア人が得意げに乗っているシーンを
想像してみました。
トドが乗るには10cmほど足が足らないかな。残念。
・・・悔しいから昼飯はイタリアンだ。
トライクの座席の造形にも感動。
この形状だとタンデム(二人乗り)のお尻がうまく
サポートできますな。後ろに乗ってみたい。
どんな景色が広がるのだろう。
そうそう、面白いもんを紹介しましょう。
優れもんのストーブ「ほっとマン」くん。
本来は自動車やバイクの廃油(使用済みエンジンオイル)を
燃焼して処分するマシンなんですが、店の中でストーブ
として使われています。
燃料代は?
「お客さんのバイクのオイル交換したもんなのでタダです」
廃油だと黒い煙が出るとかは?
「まったく問題ないです」
「送風機が付いているので完全燃焼してます」
そんで、そんでこっちも面白いです。
横から簡単に積み込める納車用運送トラックです。
従来は後ろにバタをかけて手でバイクを押し上げるか、
車だと乗ったまま積み込んでいたのですが、
非力だとできないし、熟練の技が必要でした。
輸送業者が使っているパワーゲートは?
「あれ意外にパワーがなくて積めないんです」
「困った、どーして世ん中にないんじゃろ」
「じゃ作ろうか」
「で、こんなん作っちゃいました」
「これなら800kgでも楽々積めてパワフルです」
「積み込みの時の道路占有面積が少なくてすみます。
「混んでいる街中での積み込みは結構大変なんですよ」
「1年前に完成してたんですけど、特許申請中で
なかなか発表できなかったんだ」
すごいね
「でしょ、製作に協力してくれた市のスタッフも
喜んでくれて、こんなパンフ作っちゃいました」
[MADE INTUYAMA]じゃないっすか。
「そうそう、地元の業者さんの協力でできました」
「その上ね、これ2トン車用なんだ」
つぅと?
「普通免許で乗れます」
「ホテルやパーキングでも停められます」
それが何か?
「長距離運送している大型トラックは
泊まるところがないんですよ」
あっそれで高速道のサービスエリアじゃみんな
トラックの中で仮眠しているんですか。
「そう、このトラックならホテルのベットで
ゆっくり眠れるんです」とたっちゃん(オーナー)は
シアワセそうな顔でうなずいた。
さすが現場から生まれたアイデアです。
*この車両宅配便、緊急車両とか用途はいっぱいありそうです。
お〜い、トドさん一体何の打ち合わせだったんじゃ?
え〜っと、それはしばらくヒミツです。
とにかくここのスタッフはコアなユーザー向けとか
最大人口の高齢者には・・・とか
通常のバイクショップからハミ出たアイデアが何気に
繰り出されるので聞いているだけでも元気が出ます。
話し込んですっかり遅くなったランチは
久世の「イル・ターボロ (IL TAVOLO)」さん。
美味しそうでしょ。
キノコ・モッツァレラ・トマトソースのピザ
店内はイタリアン音楽、窓の外はオリーブの木。
その向こうは作州の田園と山。
おいしいピザが食べられれば文句はありません。
帰りに「かずんこ農園」さんで母のためにイチゴを
強奪し、夕方、アシカと母の食事を介助。
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