あと少しで口に入る
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2014年7月24日(木)晴れ
家まわりのぶどう畑に殺菌剤「Zボルドー」を散布。
「ボルドー」は生石灰と硫酸銅から作られた古典的な
自然農薬です。
Zボルドーはその類剤。銅イオンの力で葉っぱを守ります。
水に溶くとこんな色です。
500倍で375リットルをていねいに散布。例年1回だけでしたが
今年は間をあけて2回散布するつもり。
袋をかけ忘れると、こんな風にしずくが乾燥して着色します。
食べる直前に、水で洗ってこすれば簡単に取れます。
品種は今ではあまり作る人がいない「ベリーA」。
このぶどうを「頭から、いらん、いらん」と拒絶する方もいます。
かつて、完熟色が出やすいので早採りして未熟なぶどうを市場に
あふれさせ、「不味いぶどう」のイメージ作ったのが原因です。
確かに今風の甘く、大粒で華やかなぶどうとは違いますが、
木成りで充分に完熟させると香り立ち、豊かな味が楽しめます。
「あぁ、懐かしいぶどうじゃな」とか
「むかしはタカハシぶどう言うとったんじゃ」の
声を聞くこともあります。高梁はこのぶどうの産地
だったんですね。1本だけですが大事に育てています。
夕方、山のぶどう畑カンパラで草刈り。
乗用草刈り機で縦横無尽。
畑の大家さんに「干瓢(かんぴよう)は要らぬか」と
言われたが、専用の剥き器は今は無く、
「かんぴょうは好きじゃない」の声もあり、遠慮する。
よく「剥き器」とってありましたね。と大家さんに
声をかけると、ため息をつきながら
「大事に、大事に仕舞っといたんじゃ」
「でも、それをどこに仕舞ったんだか分からん」
じゃ、これは・・・
「手剥きじゃ、そこの縁台の上で辛抱に剥いた」
遠くに暮らすお嬢さんの「食べたい」の声に応じ、種を蒔き、
育て、収穫、加工。
あと少しです、盆帰りのお嬢の口に入るのは。
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