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階段を駆け上がる

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2013年5月4日(土)hare
先日、湯河原に泊まった時、ビールと日本酒で眠ったものの
深夜に目覚めてしまい、以後眠れず朝方まで読んだ本。
「階段を駆け上がる」 片岡義男  左右社
0504kaidan
'70年代〜'80年代を彼の作品と共に過ごした。行間から聞こえる
オートバイの排気音とアメリカンテイストに夢中でした。
それまでバイクの上から見る風景や過ぎ去る風のにおい、峠道の
コーナを走る形容を路面に近い視点で書かれた小説なんか読んだ
ことなかったから、それはもう夢中でほとんど一緒に走っている
気分でした。
*あくまで「オートバイ」であって。小賢しく神経質な「マシン」
 なんて呼ばれる乗り物じゃありません。

さて、久しぶりの新作(2010年7月 刊)。
かつて、バイクと共にまばゆい季節に生きていた少年少女たちも
それなりに時間は経過したようで、人生の時は初秋。
収穫期であり、倦みもし、余裕もあるがちょっとスピンオフした
感じのオジやオバと呼ばれる年代になっている。

小説として面白いかと問われると、悪かないけどとしか答えられ
ない。でも、相変わらずタイトルの付け方も主人公もカッコいいし、
ライカ、さしよりハイボール、インド製オートバイ/ロイヤル・
エンフィールドなどの魅力的な単語が散りばめてあって、その部分
は昔と同じようにたのしい。

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