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2013年2月16日(土)晴れっ
本日は雲の上の町松原で「鬼の涙」の朗読会です。多くの人たちが
集まってくださいました。山の上はバリバリに凍ってましたから・・

夜の雪と朝方の寒さで路面が凍り、断念した方もいたようです。
詩を読むちひろさんの涼やかな声に、朝田さんのピアノがやさしく
寄り添ってスタート。楽器を使った簡単なゲームに子ども達も大人
も沸き、アシカの作った小さな話「シマちゃんの赤い帽子」で前半
終了。地元ケーブルTVも取材に来てくれました。

後半は「鬼の涙」。多くの大人たちが微動だにしません、子ども
たちもすぐに物語の中に入っていきました。ちひろさんの声に
野太い鬼の声のベンさん(作者)が絡み、朝田さんの電子ピアノ
が情景をあざやかに描き添えます。
後ろの方の席に、小さな女の子が「鬼の涙」の本を開きバァちゃん
に抱かれていました。朗読する声を聞きながら指で文字を追ってい
ます。この日いちばん嬉しかったシーンです。

言葉ひとつ漏らすまいと全員の意識が三人に集中しているのが
目に見えるようでした。
ここは山の上の村で高齢者が多く、もう何年かすると
「限界‥」と呼ばれる集落が点々とできるかもしれません。
仕事、医療、教育・・・様々な理由で、より暮らしやすい
里に多くの人は降りて行きます。
でも、残った人たちは「ワシらここが好きじゃから」
「気兼ねせんでええしな」と朗らかに言います。
残されたのではなく「自ら選んだ生活」。
そんなカクゴがあるからでしょうか、山の人々から清々しさを
感じることが多いです。
「やっぱりライブはええのぅ」
「ええ(良い)から来て言われたけど間違いじゃ、ものすごえかった」
「も一回聞きたい、テープは無いん?」
「うちの方にも来てぇな」
「絵がものすご良かったワ」
と言葉をかけられ、ドサまわりの役者さん一行になったような高揚感で
山を後にしました。おっと、「ここで穫れた米じゃ」と渡されたお土産
が、またうれしかったです。
打ち上げはとなり町の「TEXAS」さん。

口々にメニューには無い「スタミナ ハンバーグ&チキン」を注文。
オーナーはにこやかに受けてくれます。
一仕事終えた安堵感でダジャレと軽口が飛び交う楽しいランチで
ありました。
ごはんだけで満足して、スイーツまでたどり着くことはほとんど
ないのですが、今日は初めから用意してもらいました。

美味しそうでしょ。美味しかったです!

やもりんさん ちひろさん のブログもご覧ください。
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