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聞き書き

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2011年12月20日(火)晴れ
朝にはこんな感じできれいに仕上がってました。これからまだ機械仕掛け
のコテをかけるようです。
1220asa
どんな風になるのか見届けたかったのですが、本日は瀬戸内沿岸の町で
高校生による「聞き書き」の発表会なので山あいの道を南に走ります。
1220kikigaki
高校生有志が「町の匠」を訪ね、その人ならではの人生を聞き出し、
その人の言葉で書き起こします。一人で、数人で古老を相手に四苦八苦
するのって聞く方も聞かれる方も面白そうです。

最初に発表したのは女の子。木地師のジイちゃんの話し言葉(方言)を
臨場感豊かに読んでくれました。最後に講師の澁澤寿一氏が少し解説。
「実はこのジイちゃんはあまり語らない方だったんです」
「問いかけても、答えてくれるのは1フレーズか、多くても2フレーズ
 くらいだったんですね」
「それを、彼女はここまでよく引き出してまとめてくれました」
パチパチと全員が彼女に拍手。
「昔の職人さんはほとんどしゃべりませんでした」と渋沢氏が続けます。
「話さなくても作品が語ってくれる」
「弟子にだって作業を見せるだけで、わざわざ言葉で教えやしません」
「かつて、司馬遼太郎さんが言ってたのですが、東北の職人さんの
 ボキャブラリーを拾ったら数十くらいしか無かったんだそうです」
「昭和30年くらいまではそんな世界だったんですね」
Haitodo_sちょっと話は違いますが、司馬さんによると
幕末の志士たちはディスカッションができなかった
そうです。出身地が違えば、まるで違う言語(方言)で
意思の疎通ができなかった。
主たる会話は書簡の往復でなされたとか。

まぁ、そんな解説を楽しんだり、グループでの発表があったり、取材
された「町の匠」が感想を話したりで、楽しい午後でした。
*女の子の方が元気で、自立しかけている吹っ切った感があります。
 でも、イレギュラーな質問をされると困ってしまって、全員が
 「答え」が書いてあるわけも無い原稿をパラパラめくって何かを
 探すのは不思議な光景でした。

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