鳥啼きうをの目は泪
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2010年5月6日(木)晴れ、小雨
早朝、山のぶどう畑バルキで雨除け屋根のフィルム張り。
午前中は忙しくて張ったのは二通りだけ。
いくつか用事を済ませて、お弁当のパンと地下足袋を買って再び山に。
初めて買った地下足袋。
辛く苦しい農作業を代表する
グッズのイメージがあって、
避けていたのですが、
このクラシカルな履物は
友人の若い建築家(女性)が
好んで履いていて、また
軽井沢のリンコル共和国の
指定履物でもあり・・・
その上、我が足の都合も
あって、
というのも「ワシは長靴とともに生きるのだ」と去年の春宣言し、長靴男
となって三ヶ月も経たぬうちに左足親指にでっかいイクラ大の魚の目が
出来て痛ぅて、難儀しておったのじゃ。
農作業のオフシーズンの冬を経て完治したと思ったけど長靴をはいた途端
巨大イクラは復活したのであります。どうもこれは長靴というモンの構造
的な問題だと思います。重たるい長靴の全重量が爪先にかかるからだな。
そんなワケで最近はどんな作業もスニーカーですませていたのですが、
朝露にズボンの裾までびしょりと濡らし、ズボンとスニーカーを乾かす
毎日に疲れ、やっと地下足袋購入を決断した次第。
履いてみると意外に足さばきは軽やか。12枚のコハゼは脱着に面倒だけど、
三段階の調整幅があり、トドの太い足と一緒にGパンの裾までもカバーして
くれます。
これからの草刈りシーズンには活躍してくれるに違いない。
欲を言えばも少しクッション性とスポーツライクなデザインであって欲し
い。
タイトルの「鳥啼きうをの目は泪」は芭蕉翁の「奥の細道」出立の矢立て
の句から。「行く春や鳥啼きうをの目は泪」。
足に魚の目が出来て以来、トドはなんどもこの句をブツブツとつぶやいて
います。おっと、この芭蕉翁の「うをの目」は白魚のことであります。
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