いのちをはぐくむ農と食
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2010年1月3日(日)くもり
「いのちをはぐくむ農と食」
小泉武夫 岩波ジュニア新書
欧州では農家の全収入の60〜70%は
国からの補助金だと言う。(2007年)
日本だと「バラまきじゃないか」と声が
聞こえてきそうだけど、
「税金とは国民の安全や快適な生活を
保証するためのもの」って解釈らしい。
まずは国防。でも、それよりももっと
重要なのは国民の命そのものを守る
食料の確保。
そのため税金を使って農家を守るの
は当然と考えます。
ただし、無条件でではなくノルマが
あり、生産調整が可能なシステムも
あるようです。日本の自給率が40%を切るまで、手を打てないでいた
為政者って何なんでしょうね。
トドの住むエリアでは兼業農家が多いのですが、メシ屋で隣り合わせた
主婦たちの会話の中に時として政策の話題が混じることもあります。
「あれやこれや一体どうなっとんんじゃろ?」と話して最後に彼女たち
が言い放つのは「まぁ何でも好きにやってりゃええけど、ウチらは自分
トコの米くらいは作っとるから何があっても困らん」です。
自給生活者は強い! トドも自分トコの米くらいは作らんとイカンかな
と聞くたびに考えます。
ところで、この本はジュニア向けの本なので読みやすく、問題提起と
しては分かりやすいけど、読み物としてはちょっと品行方正過ぎる感が
あるかな。スルスル読めて引っかかりが少ない。
この時期のぶどうは休眠中です。しっかり休んでください。
友人N夫婦来訪。農作業を中心とした生活スタイルへの助言。具体的に
動線のあり方、倉庫などの活用について拝聴する。
雑煮と自家製甘酒、ワイン、ジン、グラッパでもてなす。
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Comments
為政者は国民を飢えさせない努力をすべし!
>トドも自分トコの米くらいは作らんとイカンかな
と聞くたびに考えます。
私のほうは都市化が進み、水が汚れてしまい、米を作りたくても作れないような状況です。で、米を作っている親戚に、一生懸命媚びを売ってる次第です。情けないっす。こうやって米の作り方を知らない農家ができていくのです。
Posted by: ゼッペル | January 05, 2010 08:16 PM
こんにちは(^^)/ ゼッペルさん
米を作っている方に聞くと
「こんな簡単で楽なモノはない」と
断言するのですが、
専用機械を持っていれば・・ですよね。
米がダメならジャガイモを食ってでもと
思ったりしますが。
Posted by: トド | January 06, 2010 12:01 AM