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宵祭り

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2008年11月2日(日)晴れ
今日はとても忙しかった。
午前、倉敷のギャラリー「十露」さんでアシカのグループ展のうち
合わせ。オーナーがいつもの散歩コースを案内してくれました。路
地から路地へ。ホテルの影をかすめたり、庭園を横切ったり、とて
も楽しいコースでした。
Mon
大原家の別荘の門です。この瓦の色が好きで来るとしばらく眺めて
ます。
Kawa
倉敷川に舟が浮んでいました。昔に比べたら川もキレイになったけ
ど、飛び込むにはあと一息かな。

昼過ぎ、建築家楢村徹さんの出版記念パーティーに顔を出しました。
会場のギャラリー「バンホー」さんは満員で外や中庭にも人があふ
れていました。早々に挨拶をすませクッキー、チーズケーキ、ピザ
チョコの前に陣取っていると、後ろでアシカが知らない女性と話す
声。どうやら、いつもブログを読んでくれてる方らしい。おやおや
と近付くと、目ざとくこっちを向いて「すると、こちらがトドさん?」
と満面の笑み。「イラストと同じ」って言われてもねぇ。
‥‥でも、読者ってありがたいデス!

次は高速に乗り、北の町に住むアシカ友人の園芸家さんにご挨拶。
1時間ほどお茶を飲み、栗チョコだのマカロンだの食べて話して帰
宅。‥‥本日は昼飯も食わずに甘いモンばかし食べてました‥‥

夕食後、トドは西20kmほどの山の集落で行われる「秋祭り(宵祭
り)」の「お神楽」の奉納を見に出かけました。アシカは仕事です。
前日にダイタイの場所は聞いていたのでその通りに走ると、どんど
んと山の中に分け入ります。道は何度も折れ曲がり、いつしか林道
の様相となり漆黒の闇の中を走っていました。おおいかぶさる木々
の間に続く道に対向車も後続車もありません。いつも使う事のない
ドアロックを手探りで閉めココロを落ち着かせます。「決して、夜
一人では走ってはイケナイ道」だった。と気付くが、もう遅い。ス
ピードをユルめるのさえ恐ろしい。ターン出来る場所も見あたらな
い。もう登り続けるしかないのだ。
スティーブン・キング、ジョン・ブラックバーン、ブラム・ストー
カー、 シェリダン・レ・ファニュ‥‥「怪奇」という単語で検索
できる作家の名前とストーリーを次々に思い出している内にやっと
村の灯が見え一息。道沿いに子供が描いたらしい漫画の灯籠がぽつ
りぽつりと灯っていて、それに誘われるようにたどると自然に神社
に着きました。

Kagura1
広場を見つけ車を止め、参道の石段に足をかけて、やっと静けさに
気付いた。上に見える社殿に人の気配は確かにするのだか、なぜか
話声も物音もしない。不審に思いながら一段づつ登る。ヒタイが痛
いほどの緊張感を覚える。
石段越しに境内をうかがうと多数の村人が頭をたれ身動きもせず立
ち尽くしているのが見える。音を立てぬように上がり切ると‥‥‥
神事の真っ最中なのであった。安堵して明かりの中に進み少し離れ
た位置で見守る。
Miko
やがて、拝殿に伏していた神主たちは場所をあけ、静寂の中に琴の
音が響きそれに笛が合わさり、二人の幼い少女が舞う。村長たちは
黒い背広に白ネクタイで正装正座し並ぶ。
お神楽の奉納は子供の時から見ているが、これほどキチンとしたの
は初めてである。

30分ほど遅れてきた友人達と合流し社殿に上がる。友人の一人は神
主とかなり親しいようで、一般の座席より一段上、神殿のすぐ前に
案内された。いいのかこんな席に座ってと顔を見合わせるワシラに
酒、干し柿、茶と次々にふるまわれた。(酒は遠慮しました)

Ura
最後までお神楽を堪能したかったのですが。本日の終了は午前3時
と聞いて‥‥翌日の仕事を考え12時で帰路に着きました。
3年後のこの日には7年おきのフルコース「朝まで神楽」が奉納され
るそうです。それ、見てみたい!
宮司さんの解説と丁重なもてなしに最大級の感謝でした。今度はゼ
ヒ明るいウチに行ってみたい。イイ村なんだろうなぁ。

Touro
一緒に見た友人たちとは石段の下で分かれ
車に戻ると、そばに等身大の灯籠がありま
した。
自分の名前をめいっぱい
大きく書いてあります。
そしてワキには
「オレは後継者やめたくない」
「ヨメゆるしてくれ」の文字。

若者の魂の叫び‥‥なんでしょうか。

がんばれ○田くん と ヨメさん!

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