幕末純情伝!
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2008年8月30日(土)小雨?
朝4時に起床。「幕末純情伝」を見に京都まで行って来ます。
今回の主演女優も好きじゃありませんので、ワキを
固める役者さんを楽しみにしています。
頑張れ!銀之丞、若林ケン。
演出は久しぶりにつかさんご本人。
今回は趣向を変えて長距離バスで往復。‥‥‥いえ、
いえ、ホントはフトコロ具合のさびしさ故にバスを
選びました。6時半出発。延々4時間バスに揺られて
着いたのは京都駅の八条口。
背筋をぐいっと伸ばし、尻をモミながらGO!
市内バスは出たばっかりなのでTAXIで四条河原町。
アイニク小雨が降り出しました。遠く鞍馬の山々も雨に煙って見えます。
さて、こちらが今日の目的地
「南座」。
歌舞伎発祥の地にかつては、
このような芝居小屋が7櫓並
び建ち、隆盛を誇っていまし
たが、現在はこの南座のみが
残っています。
二階席から見るとこんな感じです。舞台全体の把握はしやすいけど、少し
角度がありすぎ、舞台上との隔絶感を感じます。席が狭すぎて足が窮屈。
さて、何度も見た「幕末純情伝」の今回は‥‥
今まで作ってきた「つか芝居」の場面、場面をカットして見せるコラージュ
のようでありました。幕末と敗戦後の日本を重ね、くるくると転換して見
せます。説明的である必要もなく、お話の整合性よりもモアパッションで
あって構わぬ‥‥って言うか、それを見に来ているのですが。
雑然とゴチャついたモノになってしまいました。
その中で石原さとみは頑張っています。彼女も、アイドルのシッポが取れ
「本物の役者」に生まれ変わる「場」に立ち合った気がします。殺陣もい
いです。嫌いな女優リストからはずしてやりましょう。
それに比べ、某宝塚男役は「宝塚世界」から一歩も出ていません。せっか
くのチャンスだったのに。殺陣もヤル気無し。こちらはキャスティングミ
スでしたね。
山崎銀之丞、若林ケンはホレボレと安心してつか世界を体現してくれてい
ます。これに春田純一が加われば、西岡徳馬が、塩見三省が‥‥
結局は初演の方がストーリーもスッキリして見やすくインパクトがあった。
って話になります。なにより、平栗あつみの内股に残る青アザに稽古の激
しさを見、ムネを熱くしたもんです。
沖田総司が女であってもいいけど、なんもかんも女だったって設定のアソ
ビが話をつまらなくした原因でしょうか。
小屋を出て、錦市場のあたりをぶらり。天満宮で手を合わせ、ビアホール
ミュンヘンでビールとジャガイモとザワークラウト。
久々の京都は大人の街って雰囲気で楽しかった。次回はもう少し京都らし
いモノを食べたい。深夜帰宅。
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