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コイトさん

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2008年7月7日(月)晴れ
早朝、自宅まわりの草刈を少し、片付けも少々。母をデイサービスの車に
見送って、山の畑バルキにアシカと出勤。

14時、建築家のナラムラ氏に寄ってもらい、農業用倉庫のアイデアをいく
つかいただく。
夕方まで、自宅まわりの草刈。今日はナイロンコードをブン回したので全
身が草と泥と汗にまみれる。風呂、メシ、ビール。夜半、読み残した新聞
の山を少し崩す。

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プールサイド小景(2)コイトさん
まず、1kmゆっくりと泳いでから、サウナルームでプールを見渡しながら
息を整える。夕方の時間はリタイアした余裕をまとった老人と、意気盛ん
な現役のビジネスマンが同居している。老いも若きも健康フェチで砂時計
をながめながら今日の体調や次の市民レースなどが話題の中心だ。

ドアがドンっと勢い良く開くと、初期高齢者のオバさんのグループ6人ほ
どがにぎやかに入ってきた。もちろん、彼女達は前列の中央あたりを占拠
し、声高の話は途切れもしない。
コイトさんはその中に埋もれるように居た。小柄で、通り過ぎた途端に記
憶からこぼれ落ちてしまうような、ごくフツーな主婦。そんな風貌である。
そして‥‥途中から聞こえた話だが‥‥ダンナが浮気をしているらしい。

「ええの、ええの」「ウチはこうしてプールに来たり、カルチャーに通っ
 たりしてれば楽しぃんじゃから」
「ダンナは毎日、酒を飲んで、そんな店やら怪しげな店に通うとる」
オトコ達は会話を細め、こんなプライベートな話を聞いてもいいのか、出
て行った方がいいのかと扉の方に目をやってソワソワし始める。

「そいでもなぁ、あのぉ‥‥悪い病気でも貰ぅてきたら困るじゃろ」とグ
 ループのオバさんの一人が言いにくそうに言う。
「ハァ!」「そねなコトはもう永いことしとらんから絶対ウチには罹らん」
「夜も遅っそいし、顔見るんも週に1度くらいなんよ」
「ダイタイうちはアレはあんまし好きじゃないし」「いや、昔は好きじゃ
 ったんよ」「昔は愛おしゅうて、アネなもんでも、夜になるんが待ち遠
 いかったんじゃけど」
 と、遠い目になって‥‥なんてコトは金輪際なく「ガハハ」と笑い飛ば
 したのであった。

‥‥と、まぁ、コイトさんのバクロ話は延々と続き、オトコ達は身の置き
場所もなく、カラダを固く縮め、徐々に壁に同化し消えてしまった。
コラァ、オトコは勝てんぞ。ゼッタイ勝てん!

 *岡山市内に住み、一日中自宅でコンピュータの画面を見続け、外出す
  るのはプールに行く時だけって生活を送っていたコロの話です。
  コイトさんお元気でしょうか? ダンナさんお元気でしょうか?

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