怪しい探検隊2
↓このクリックで世界が終わるワケじゃありまません。気楽に押してください。
ブログランキングに参加しています。応援ヨロシク!
2008年5月5日(月)朝豪雨、くもり、ちょい晴
激しい雨の音に目覚める。本日は宿から出られないか?
前の浜に出て、テントの下で明るくなるのを待つ。ベンチに寝っ転がり本
を読んでいたら徐々に雨が上がり空が明るくなった。雨男のキウチさんを
しのぐアシカ・モリミツ晴れ女パワーのおかげに違いない。
大岩の下にお堂がある開龍寺。806年、弘法大師が唐から帰国する際こ
の白石島に立ち寄り、巨岩の下で37日間の修行を行い大満虚空蔵菩薩の
法を修めたと伝えられています。
空海のエピソード、巨石遺構の石や月の石についての解説を聞きました。
上は山頂の大岩の上で修行するトド大師さまであります。benさん撮影。
この大岩のすぐ下に「ヨロイ岩」があります。
岩が正方形に割れ、重なりあってヨロイの直垂のように見えます。柱状摂
理は見たことありますが、こんな碁盤の目のようなのは初めてです。
「強い衝撃が加わるとこうなります」 強い衝撃って?「例えば隕石がぶ
つかるとか」おぉ、さすが天文学者ですね。
こんな巨石が山頂付近にゴロゴロとあります。子細に表面のパタンを読み
取る者、離れて全体像を感じ取り、方位を確認する者、各々楽しそうです。
左の写真はbenさんからかっぱらいました。ありがと!
山頂から海に目をやれば、こんな風景。遠く広く見渡せて、気持が晴れ晴
れとします。多島海ですね。白いのは仏舎利塔。
山を降り、振り返ってビックリ!ワシラあんな高けぇトコに登っとったの?
イワク有り気なカタチの左のトンガリです。
そして、そして、この旅の最後にこんな ↓ とんでもないモノがワシラを
待ち受けていました。
再びジャングルに分け入り歩っていると、目の前に突然石段が出現。その急
峻なこと、その長大さはピラミッドを登るようです。行ったコトないけどさ!
いや、いや、完敗です。こんなスゴイモノがこんな小さな島に在ったとは!
急に半村良の伝奇小説の中に放り込まれたごたるです。
最後の休憩も、虚を突かれ疲れ果てて思わず座り込んでしまいました。
でも、「この広場自体も環状列石なんです」「山を三重の巨石で囲んで立体
的に配しています」‥‥と聞いても、もう立つ気力無し。
« 怪しい探検隊 | Main | そんな危険なコトは! »
Comments
もっと怪しい連中が途中、合流してきてましたねぇ。あれは陰陽師系や巫女系のようでした。それと比べると非常にノーマルです、私たち。そう言えば、異常気象のせいでしょうか、岩の上にトドがいました。
Posted by: benさん | May 07, 2008 10:22 PM
こんにちは(^^)/ benさん
楽しいツアーでした。久々にのんびり過ごしました。
最後の島、再訪したいもんです。
縦走はベン・モリミツ組にまかせて、トドとアシカは
海のソバのタコ焼き屋さんで待ちましょう。
Posted by: トド | May 07, 2008 10:58 PM
世界初、磐山に登るトド。たこ焼きを食す。しかし、予想を裏切るおいしいたこ焼きでしたねぇ。島の人情に触れる旅でした。我々のために休憩所を提供してくれたたこ焼き屋のお姉さん。山道を掃き清めてくださった老夫婦に感激です。なかなかできることではありません。突然の見ず知らずのツアー客をだれがそこまでして迎えてくれるでしょうか。頭が下がる思いです。
Posted by: benさん | May 09, 2008 12:00 AM
素晴らしいレポートをありがとうございます。
たこ焼きやのお姉さん、最後の最後に木内さんにこんなこと言ってました。
「星を見るためにこの島に来た。
星がなかったら、生きていられないのよ」
玄関先に貼られた「星」というタイトルの書き下ろしには、そんな思いがあったようですね。
Posted by: 良介 | May 11, 2008 02:58 PM