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「前の動乱」って

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11月21日(水)晴れ くもり ちょい雨
Michi
「‥‥朝鮮半島でな、前の動乱で負けて逃げ帰ったやろ」「それで、今度は逆
に攻めてこられるイカンと思うてやな‥‥」
ちょっと待って、今の「前の動乱」って最近の話じゃなくて‥‥あの‥‥
ひょっとして「白村江/はくすきのえ」の戦いのコトでしょうか? 
‥‥7世紀の? ‥‥百済と組んで戦った?
「そうそう、それ」「唐と新羅の連合軍に負けて逃げ帰って来た時の話だ」
「九州からこの辺り一帯にかけて点在する古い山城の多くは、前の動乱のアト、
半島から攻めて来られる恐怖にかられて作ったんだ」「総社の鬼ノ城もそう」
叔父の話はこんな風に歴史や宗教を中心に縦横無尽に展開し、とどまる所を知
らない。

Yuno
本日トドは母と母の弟である叔父を乗せ、彼等が生まれ育った地を訪ねるミニ
ツアーの運転手を勤めた。行き先はわが家より50kmほど西北の山深い寒村。
毎日、大人にも険しい山道を40分かけて登った小学校。当時は1クラス37人、
現在の在校生徒は10人足らず。木立がおおい被さった暗く狭い通学路、かつて
は友人が居た集落、平家の落人伝説、現実に起きたおどろおどろしい横溝正史
ばりの殺人事件、戦中と戦後の生活の変化、親父さんの話などが思いつくまま
イキイキと語られる。車が山に分け入り道を駆け上がるつれ、時間線もぐいぐ
いと80年ほどさかのぼった。

Nishiyama
岡山はゆるく、まろやかな地形と思っているが、北や西の辺境にはこのような
荒涼とした大地が広がっている。あまりに異質な地形なので何度見てもガクゼ
ンとしてしまう。トドは川沿いの低地に生まれ暮らしているけれど、母達の話
を聞いていると、明らかに山伝いの道の方が古くからよく使われており、当然
そこには山伝いの古い文化圏があったのだとうかがえる。神話で大国主の命が
歩いたコースも山伝いだったと聞いたコトがある。

Camp_2
山頂の集落から少し降りた所に気持の良さそうなキャンプ場がある。でも、ど
の町からも遠いこんな所になぜ?。遠い昔ハイウェイが近くをかすめて通った
時にゴルフ場として某商社が開発しかけ、すったもんだの末断念した跡地を利
用したものらしい。ハダ寒いが清涼な風が吹き抜ける。もう少し暖かい季節に
はこのキャンプ場はキモチイイかもしれない。
‥‥ハタ、イソヌマ、タジマ、メンチ君たちオススメです。
施設を管理しているご夫婦は倉敷出身の街の方。今は飄々淡々と語るが、募集
に応じて移って直ぐは夜のあまりの暗さに怯えたと言う。映画「シャイニング」
を思い出しながら冬はどうして過ごすのですかと聞くと「どこからも遠い」は
ごく一部の好事家にとっては魅力的であるらしく、毎年新年をここで迎える都
会のアウトドア者がいるらしい。トドには考えられぬな。

Westan_3Damko_2
やっと発見。その昔、あっいいなと思ったマーク。この辺りは石灰岩で切り立
った崖が多く、アメリカ中西部に似ていることから、そのどこかの町と姉妹都
市を結び「ウエスタンロマンのまち」をキャッチフレーズに募集したマークで
す。でも、せっかくのマークも市町村合併で消えてしまったようです。
右はキャンプ場から見えるダム湖。

Damそして、これがダム。母と叔父の生家
はこのダムの底に沈んで‥‥
と長く思い込んでいたら、村のほとん
どは沈んだけれど生家は水面より少し
上であった。ただ、ダムが出来たころ
一家で倉敷に引っ越したため、屋敷は
取り壊し、その跡に小さな家を建てた
のを、トドは勝手に沈んだと思い込ん
でいたらしい。
19××年の夏、このダム湖でワカモト
さんと60cmオーバーのナマズを2匹釣り、秋には当時中学生の甥っ子のユース
ケが53cmのブラックバスを釣った。

Kareha
柔らかい光がもれる潅木のトンネルの下をゆっくりと走り帰る。

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Comments

柿の収穫が最盛期を迎え、ご無沙汰しております。
コンニャクやら、パンクやら、いろいろコメントをしたいと思いながらも、逸してしまいました。
本日の写真とエピソードも、素晴らしく素敵ですね。
怪我、早く治してください。
では、また。

Posted by: ゼッペル | November 22, 2007 at 07:45 PM

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