ワン、スリーのカウントから
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9月16日(日)くもり、雨、大雨
急ぎの1箱だけ送り、アトは完熟を待って休業。
昼過ぎ、倉敷の芸文館にて南河内万歳一座「青木さん家の奥さん」。
三連休の中日とあって混み混みの浜の茶屋をモリミツ通勤路を利用して10分前
に着。と思ったら駐車場が満杯。アシカが先に行き席を確保‥‥自由席だった。
トドは開演直後、後ろのドアからそっと入り、左手の前に進んで、客席を思いっ
きり振り返る。ダイタイこれで見つけてもらえるのだが‥‥わからん。
ザッと眺めてみると885席の7割ほどの入り。圧倒的に若い女性が多い。
アシカの姿がわからないまま、舞台では快調に言葉のキャッチボールが始まっ
ている。
舞台いっぱいに積み上げられたビールケースを背に元高校野球児だったらしい
若者がボヤきながらじゃがいもを剥いている。
「9回裏ツーアウト、ランナー1塁。ワン、スリーのカウントから次のボール
はストライクが来ると思うじゃないすか」
「ワンツーから一球見送ればよかった‥‥高めの球には手を出すなって‥‥」
アシカを探すのはアトにして、舞台に集中することにした。
この芝居は古い友人のイノウエ氏の最近のオススメ一座である。特徴は中味が
ごっそり、その日その場でアドリブで個々の役者がつないで行くコト。
役者と一緒に緊張感を高め、芸を楽しむのが正しい見方なのだ‥‥たぶん。
で、そのアドリブが始まった。芝居を作り上げていく過程を見ているような‥
ワークショップ的な感覚と言えば良いだろうか。
と好意的に見ていたが‥‥なんだか流れが悪い。多数でやり取りしているワリ
に話の広がりが少ない。
途中でアキて後ろを向き、観客の観察を始めたのだが、ほぼ全員が大ウケにウ
ケている。楽しそうに笑っている。‥‥となるとトドのセンスが着いて行けな
いだけなのか?
まぁ、それにしてもアドリブの所はもっと作り込んだ上でアドリブに見せるか
引き出しに「芸」をいっぱい持った役者を使わないと先がないと思う。
Comments
最近テレビを見ても、にじみでる味わい深さを感じる芸人さんって少ないですよね。
奇想天外な生き方自体が役者って、あまり聞かないし
均一化なのかな?
それとも、ぼやく私が年なのかな??
休日は特に渋滞なんです。
今度いい抜け道をお教えします。
Posted by: さざえ | September 17, 2007 09:40 AM
こんにちは(^^)/ さざえさん
浜の茶屋から大島の交差点まで、今までは芸もなく
ただ並んで待っていました。
それが、さざえさんの通勤コースが頭に残っていた
ため、なんとか開演時間に間に合った次第。
ありがとうございました。
また他の「抜け道」を教えてくださりませ。
Posted by: トド | September 17, 2007 09:06 PM