春一番の防除
3月2日(木)くもり、ちょい雨
農協さんが石灰硫黄合剤を届けてくれました。
一箱(18リットル入り)2042円です。
ぶどうの芽が出る直前に7倍の濃度で
全身にたっぷりと散布してやります。
例年だと4月の上旬のサクラのころなの
ですが、さて今年はどうでしょうか?
石灰硫黄合剤は石灰と硫黄で出来ています。
赤褐色の液状でフタを開けると湯の花の香り
がします。ちょっと温泉キブンです。
殺菌と殺虫効果があり、アブラムシ、ハダニ、
カイガラムシ、ウドンコ病晩腐病などに効き
ます。ブドウだけでなく、マツ、カエデなど
庭木にも使うようですね。
強アルカリ性なので、発芽・展葉してからの使用だと芽や葉にダメージを
与えてしまいます。かと言って早すぎると充分な効果が得られません。
発芽直前が最も効果がありますし、うまく行けば、その後の減農薬にも
つながります。だからこの春一番の農薬が今年の出来を左右すると考えて
天候はもちろん、ご近所に洗濯物やふとんが出ていないか‥‥も見ながら
慎重に散布時期を決めます。
使用後の機材は酢水(10%ほど)を使ってよっく洗い流します。
この防除がうまく出来ればひと安心です。
後はぶどうがグイグイと成長するのを余裕をもって見ていられます。
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