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朝方まで線香の番をする

2月10日(金)晴れ‥‥たような気がする

7日の夜、農協さん系の葬儀屋さんに父を病院から自宅まで搬送してもらった。
8日朝8時、22軒のご近所さん(組内/くみうち)が集まってくれる。
当地では葬儀は自宅で行われ、組内がそのほとんどを取り仕切ってくれるのだ。
「手作り葬式」といったオモムキである。
組内とは「結い」とか「講」のような「助け合い組織」と言えばいいかな。
葬儀は農村においては、ただ単に弔いの儀式ではなく、集団での農作業を
円滑にするためのコミニュケーションの保全促進の意味もあるし、
それに加えて、優れた娯楽という面もある。
反面、人ばかり多くてスムーズに事が運ばなかったり、雑談に興じて厳粛さに
欠けるコトもある。また、農村と言ってもこのあたりでは兼業農家がほとんどで
あるから組内の方には2日間、場合によっては3日間会社を休んでもらうことになる。

「近親者の気持を中心に考えたい」「出来るだけ他者に負担をかけたくない」
の2点から組内の方々に手伝ってもらう作業はごく一部のみとした。
○死亡診断書を市役所へ届け出、斎場の申し込み(2名)
○日程と場所を5個所の掲示板に公示(2名)
○買い物と留守番(2名)
○通夜は自宅で行い、組内は自由参加。
○葬儀は葬儀場を借り、そこでの受け付け(2名)
○葬儀終了後自宅での読経(全員)
従って組内のほとんどのみなさんには集まっただけで帰っていただいた。
しかし、そのおかげで最も親しい三軒の家の労働の比重が高くなってしまった。
大変申し訳なく、後で個別にお礼をした。

8日(通夜)9時、葬儀屋さんが来られてうち合わせ。
遺影に使う写真は、10年ほど前に台湾に家族旅行した際、写真スタジオで撮った
父と母のツーショットの記念写真を加工して使うことにした。
正面写真ではないが、表情が良くシャツと上着も似合っていたので決定。
ただし背景は深紅だったので、グレーのグラデーションに変え、父一人に
トリミングを指示。

11時にユウカイ和尚が来られて「枕経」を読んでいただく。
共通の趣味であるバイクの話を少々して、通夜には出席されない旨も確認。
通夜にも来られるお坊様は多いのであるが、本来通夜は身内で執り行うモノで
あるらしい。
親族が次々に集まり、父の顔を見ては肌の張りや穏やかな表情に感心する。
19時、組内の方が15人ほど見えられたので、お茶を出す。茶菓子も出す。
簡単な挨拶をするが、なんだかお経の一つも唱えなければ納まりが
悪そうなので、幼なじみの「たっちゃん」に急遽、坊様の代行をしてもらう。
真言や般若心経を詠んだら、やっとみなさんが落ち着いた雰囲気になり、
よし、よし、えい!とビールと酒を振る舞ったら、さらに和やかに話が盛り上がる
のだった。そうそう、昔のお葬式ってこんな感じだったわい。

組内の方が引き上げた後は身内15人が残って想い出話しに花を咲かせる。
疲れた人から仮眠し、朝方までビールや泡盛を飲みながら話していたのは
ヨシカズ君、姪のダンナのタムちゃん、レモパパ、トドの四人でありました。

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