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チョコレートに生きる

6月22日(水)晴れ

6時起床。
自宅まわりの畑に海草エキス(アミノ酸多種、ミネラル数種含有)を散布。
山の畑にトマトを移植。トマトも雨をキラうのでぶどうの雨除け屋根の下が
ちょうどイイのだ。


チョコレート屋さん

「岡山で何か美味しいモノを教えて」と言われると、
必ずチョコレート屋さんをあげる。
岡山市内にある小さな店だけど、日本のどのメーカーよりも美味しいし、
それどころか本場ヨーロッパからお土産でいただくモノより美味しい。
さしあげた方からは、きまって「何故こんな美味しいチョコが岡山に?」
と不思議がられる。
そんなわけで、この6年ほど、素敵に美味しいチョコをいつでもふんだんに
食べられる幸福に酔っていた。
たまに店を訪ねると、話好きのオヤジは奥の工房からニコニコと出てきて
アゴヒゲを触りながら、お菓子の話や修行時代の話を尽きることなく
話してくれた。

その店主が先日亡くなった。と奥様から電話をいただいた。
大きな病気をかかえているのは知っていた。
去年の秋「うちのぶどうです」「食べてみてください」とお届けしたら
「美味しかったよ」「ぜひ自分の兄弟子にも食わせたい」と夜、電話があった。
受話器を通して、静かな口調で話は続く。
あなたが田舎に帰って百姓をやるんだと挨拶に見えられた時に、
「ぶどうって植えてからどのくらいで出来るの?」って聞いたら
「三年かかります」って言うたでしょ。
「あぁ、自分はこの人が作ったぶどうを食べることはないのだな」と
思っていたんだよ。それが一年で食べられるなんて、しかも美味いじゃないか。
はい。5年ほど前から植え続けていますから、食べていただいたのは
最初に植えたぶどうです。
それに、どんどん新しい品種も植え続けていますから、毎年味見してください。
そうそう、すももも10本ほど植えました。
「すもも?品種は何?」
太陽、貴陽、ソルダム、紫峰、紅りょうぜん。プルーン‥‥‥。
そうか「太陽」でなんかお菓子を作ってみたいな。
はい、用意します。作ってください。

「太陽」は来年でないと出来ません。ちっとも間に合いませんでしたね。
美味しい泡盛をお届けするって約束も果たしていません。
友人たちとうちの畑を見に来たいとも言っていたじゃないですか。

さあ今夜は以前にいただいた薩摩のお酒を飲んで、彼を偲ぶことにします。
安らかにお休みください。合掌。

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